アンの言葉 NO.167

「私は少しも変わっていない、本当は何も変わっていないの。ただ、余分な枝を刈りこんで、また別の枝を伸ばしただけよ。本当の私はその後ろにいて、いつも同じなの。私がどこへ行こうと、どんな外見になろうと、何も変わらないわ。心の中は、いつまでもマリラの小さなアンなのよ」

──『赤毛のアン』(松本侑子訳・集英社文庫)第34章

★成長して家を離れていくアンは、マリラに優しく語りかけます。
 どんなに大人になっても、本当の自分は、子どものころと同じように中にいる……。

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