アンの言葉 NO.14

「今朝の私は、絶望のどん底ではないの。朝は、そんな気分になれないの。朝が来るって、すばらしいわね。」

−−『赤毛のアン』(松本侑子訳・集英社文庫)第4章より引用

★この前夜のアンは、引き取ってもらえないと知って泣き、絶望のどん底だったが、朝になって明るい朝日を浴びると、もう心を入れかえている。
 夜はどんなに悩み、苦しみ、激しく泣いても、朝になったらニッコリほほえもう。そのために朝が来る。朝が来るって、本当にすばらしい。
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