てのひらピカチュウ -ochatune-(1997)


CQ出版社刊「トランジスタ技術」1999 年5月号に「明るさピカチュウの製作」記事として掲載されました。

CQ出版社刊「PICマイコン活 用ハンドブック」に「明るさピカチュウの製作」記事として掲載されています。


「てのひらピカチュウ-ochatune-」は、トミーの 「手のひらピカチュウ」を改造したものである。

「ピカチュウ」とは、「ポケットモンスター」の一キャラクターで ある。

「手のひらピカチュウ」は、手のひらや電気を通しやすいものの上にのせると、頬を赤く点滅させながら、 「ぴかちゅう〜」と鳴くカワイイマスコットである。

なかなか人気グッズらしい。

さて、これをどのように改造したのか。
基本コンセプトはこうである。

一般にスイッチを入れないと動作しないものは(この場合、手のひらにのせないと動作しない)、放っておくともちろん何も動作せず、存在すら忘れてしまうこ とにもなりかねない。

そこで、こちらが意識せずとも何かの条件で動作させ、ある程度自立性を持たせると、その問題は解決する。能動的から、受動的関係へ変化するのである。

まぁ能書きはこれくらいにして、具体的にどうしたかというと、「手のひらピカチュウ」に光センサをつけ て、明るさの変化で動作するようにしてみた。
部屋の電灯をつけたり、消したりした時に「ぴかちゅう〜」と鳴くのである。


製作記は次のページ。


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