下のグラフは、5/30〜31に測定した結果である。

回し車、もとい、発電タービンをさかんに回していたのは、1:00〜2:00と4:00当りのようである。
実は回転数もモニタするプログラムであったが、電流値測定時のウェイトにCPU処理を占有され(プログラムが悪い)、カウントもれが多発し正確な回転モニタができなかった。
残念ながら回転数はお見せできない。ただし、電流値データはなんとか収集できた。

さて、電流値の最大値を見てみよう。
1mAくらいである・・・・・・・・ん? 1mA?!! めちゃ少ない。これではLEDも光らない。

電力はどうだろうか。計算式 P=I^2 * r で求めて累積していく。(r=60Ω)
累積した最終的な電力量は34mWである。 これを単位時間で換算すると、34/24=1.4mW

わははは。笑ってしまうほど少ない。
これでは時計や電卓の電池代わりにしかならない。実際そんなものに利用しても意味がない。
次のグラフは、8/9〜10に測定した結果である。

結果は変わらなかった。総電力量はこちらの方がさらに小さい。
よくよく考えてみると、わずか30gほどのはむすたにそんなパワーがあるわけない。
なんか、過度に期待しすぎてコケてしまう結果に終わった。

とはいえ、まだ改良の余地はある。
モータと回し車の回転比を上げてやれば発電量は増える。
またモータをもっと負荷の重いものに変えれば、発電量は増える。

しかしいずれにしても、「おはちどん」の負荷は増えることにマチガイはない。
せっかくストレス解消のために気持ちよく回しているのに、それが重労働になってしまったら逆効果だ。
だいいちそんなことしたら、筋肉モリモリまっちょハムになってしまうかもしれない。
それはかわいそうだ。 なにせ、「おはちどん」は女の子なんだから。(えーっ! そうだったの。)


以上、報告終わり。



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