未生流のいけばなを習われる方へ

未生流は未生斎一甫によって、1800年代の初めに創流されました。


格花 新花
未生流では古典花を格花と呼び、天円地方の合体した直角ニ等辺三角形に天・地・人・の三つの枝を配して自然と人間の調和した、秩序を持った草木の有るべき姿によって和の美を表します。立った三角形に枝を配する縦姿と、横の三角形に構成する横姿があり、又その組合せで均衡の面白さや、特定の景観、景趣を見せることが出来ます。基準になる花形は、三才格で、天・地・人・の格法で構成され天は体(たい)、人は用(よう)、地は留(とめ)、の名で呼ばれます。三才格に 相生(あいおい)、控(ひかえ)、を加えて五行格に発展します。 未生流の新花は、盛花と瓶花に分れています。盛花は、口幅が高さよりも長い水盤やコンポート・籠類にいけたもので、花材の性質を大切にし、其の特色と個性を発揮し自然の状態を写す個性盛花と、花材の質を強調し色彩をそのポイントとし、ときには図様化されることもある色彩盛花にわかれます。瓶花は、幅より高さの長い花瓶・筒・籠・などにいれたもので、花材の特味をいかし、自然の風趣をだし、花材を自由な角度でとめるためにさまざまな工夫がなされる個性瓶花と、花材のもつ情緒や風情をいかすのではなく、花材そのものの色や、質感に注目し、樹木の花の色、葉の色、実の色の美しさを表現する色彩瓶花にわかれます。また新花には、盛花・瓶花の基本形を超えて発展させ自然手法・造形手法・小品花に分けられた自由形があります。




格花について
新花について



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