格花について
未生流では古典花を格花と呼び、現代花を新花と呼んでいます。格花は天円地方の合体した直角三角形に天・地・人の三つの枝を配して自然と人間の調和した、秩序を持った草木のあるべき姿によって和の美を表します。三角形を立てると縦姿、横にして横姿があります。またその組合せで均衡のおもしろさや、特定の景観や景趣を見せることが出来ます。基準なる花形は、三才格で、天・地・人の三才の格法で構成され、天は体(体)人は用(よう)、地は留(とめ)の名で呼ばれます。三才格に相生(あいおい)、控(ひかえ)を加えて五行格に発展します。
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新花について |