次男シンジが中学2年の3学期。
通知票をもらってきた。英語の点は見事に1。
「お前ね、いくらなんでも1はないやろ1は!
せめて2をとってこんか!母ちゃんトコで
飯を喰いたいのなら1は絶対許さん!」
ということで、彼は3年生の1学期に命令通り2をもらってきた。
夏休み明けの実力テストでこれまた見事に4点をとってきた。60点満点の4点である。
「あのね、シンジ。4点ってさ、鉛筆ころがしても
とれるんと違うん?ってことは0点と同じやないね」
「だって分からんとやモン」
試験範囲の狭い中間考査でもやっと50点。
トホホな気分である。
ちっとは勉強もしろよ。いくら母ちゃんがうるさくないって
言ったって。自分のためだろ。自分の!
理科や数学は得意でも、「英語」となるとからっきしなのである。
塾にやるのは「子供は日が暮れたら家にいるもの」という私の主義に反する。
とは言うものの高校入試まで後4ヶ月しかなくなってしまった!
さすがに母ちゃんの尻に火がついてしまった!
コイツが通える学校にやるにはどうしても
英語を補強する必要がある。
塾にやる金もないことだし、母ちゃんがムチでしばくしかないと、11月の1ヶ月を仕事を終えた夜9時から毎日
本人の気分を見ながらの勉強を始めた。
母:「大体ね、あんたはどこで英語が分からんごとなったと?」
次男:「my sister's の'sのとこ」
母:「って、それ1年生の3ページ目やないね。」
次男:「うん、そうばい」
母:(元気に答えるな!)
次男:「めんどくさいき、それから勉強せんやった」
母:(堂々と言うな!)
その気にさせるのに多少手間取ったが英語の規則性や理論を教えていくと、彼は「英語は暗記科目ではない」と悟り、がぜんやる気を出してきた。
こうなるとシメタもの。理数が得意なだけあって理解もどんどんと進む。
1ヶ月後の期末試験では86点をとってきた。
ここで肝心なことはやたら褒めちぎること。
「なんとかもおだてりゃ木に登る」の世界である。
もちろんこれで彼は2学期はとりあえず3をもらうことができた。
そして、そのまま勢いに乗って3月の始めに英検3級に受験し合格。
高校入試も担任の先生に「絶対無理印」をいただいていたが無事合格。
中学3年生の3学期は晴れて4をもらってきたのであった。
めでたし。めでたし。
(しかし、地獄の続編有り。乞うご期待!)
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