THAI TOUR 99

volume8 アユタヤ観光


バンコク一カ所滞在の中の、唯一の長距離旅行、アユタヤ。
古都満喫と象ライドが目的の一日観光。

当日は朝はやーーくに起きて出発の予定だったが、 前日のはしゃぎっぷりがたたって みんな朝寝坊。ダッシュでいつものバス乗り場へ。
唯一前夜ぐっすり眠った私が空腹に耐えられず、 バス停前のセブンイレブンで朝食調達。 へろへろの癖にわたしに続いて食料を買い込む同行者達。タフだな。
セブンイレブンのお総菜達inバンコク
どこでも、ダンキンドーナツのボックスがあるんだが、どれもこれもまっぴんくだったり、 お砂糖たっぷり チョコたっぷりって感じで見ているだけでひるむ。
こういうとこでは、やっぱりお総菜だよねぇーーとお総菜チェック。
おにぎりは言わずもがななんだけど、私が気に入ったのはカップおこわ。 三種類くらい並んでたんだけど たぶんおにぎり一個分くらいの量で、カップに入っている。ちょっと温めてもらって食べると、 これが旨い。一番のお気に入り決定だ。
あとは、肉まん。これも、小さいサイズのおやつタイプから、でっかいやつまで、各種取りそろえ。 シューマイみたいな点心系もあって、惣菜部は断然魅力的。うーーん。さすがアジア。
ちょっと体調がすぐれなさそうな友人Kは、「ティッシューーー」と叫んでティッシュを購入。 これがポケットティッシュとは言えないくらいのばかでかいパッケージ。 かばんにどんと居座るサイズで経済的といえば、経済的だが携帯性には欠ける。 酒で飛んでる頭では、けっこう笑えたので、友人Kと、しばし笑いまくる。
◆◆◆◆◆
アユタヤへは、市バスを使って、バスターミナルまで向かい、そこから長距離バスで約1時間半。
ところが、このバスターミナルまで行ったところで、 友人KとS君がトイレから出てこられない状態に。
市バスの段階でこれでは、これからの長距離バスに耐えられる筈もなく、 「どうする?大事をとる?」と聞くと本人達も自分の状況を把握しているらしく 「うん。やめとく。」
友人Kが、象に乗ることを楽しみにしていたことを知っていた私は Kの分まで楽しんでくることを固く胸に誓う。任せておけよ。 おまえの恨みはきっと、俺が、必ず!!!!!
ここで、リタイア組2人はタクシーに乗り込み、ホテルへ。・・・振り出しに戻る。


残された3人で、アユタヤに向かうことにしたはいいが、 アユタヤ行きのバスがそもそもわからない。長距離バスには行き先が書いてあるけれど、 ここはタイ。欧米人が日本に来たようなもんだ。字が読めない。
そこで、手っ取り早く、人に聞くことに。ここでポイントは学生風なのに尋ねるということ。
タイでは、日本人の付け焼き刃タイ語が役に立たないことが痛いほどわかっているので 英語のわかりそうな女の子をつかまえて聞くことにする。
来たら、教えてくれるというが、なかなかバスは来ない。
周りの人も、彼女から事情を聞いたらしく、日本人3人衆のために、 目を皿のようにしてバスを見つめてくれている。優しいなぁ。
しかも、彼女は学校に行く途中だったみたいなのに、 我々がバスに乗り込むまで付き合ってくれた。有り難う。 私が男だったら惚れてるね。ってことは、他の2人は惚れていたかもしれない。


◆◆◆◆◆
バスは長距離とはいえ、途中何カ所か停留所みたいのに停まりながら進んでいく。 この停留所みたいなところには、物売りが沢山。このあと、 旅行本とは全く関係ない本で知ったのだが タイ人はとにかくおやつが大好きで果物やなんかを食事の時間以外にぱくぱくと楽しむらしい。
物売りは、ちまきみたいな軽食から果物からジュースからいろんなものを売りに来る。 あまり間食の習慣がない私と二日酔いを抱えた男性陣2人は、 物売りから買うモノがあるわけでもなく ぼんやりと物売りを見て過ごす。見ているだけで面白い。 やけに生活につかれたようなおばさんが不機嫌そうな 顔で売ってたり。うーむ。趣深い。
◆◆◆◆◆
そうこうするうちに、アユタヤに到着。
しかし、下ろされたところはただの田舎町。
さーーて。どうしたもんか。
腹が減っては戦はできぬ、ということで、まずは目に付いたお店で昼御飯。
お馴染みになったぶっかけご飯と麺類で軽く食べる。あー。アジアは何食べても美味しい。

その後歩くことしばし。歩けども歩けども・・という辺りでトゥクトゥクを拾って、 遺跡まで行ってもらうことに。
快適感を味わっていると、前方によそゆきのカッコをした象を発見。大騒ぎして、遺跡のあとには そこへ行ってもらうことを同行者達に強要。暑い中、歩き続けて下がっていた テンションが象で跳ね上がった。
いやぁ、アユタヤはいいなあ。とか思い始めている。私ってげんきん。
◆◆◆◆◆
ワット・ロカヤ・スタの寝大仏。28mもあるそうな。

私達が着いたときは、ちょうどお召し替えの最中。10人くらいの人達が上へ下への大騒ぎで黄色いお召し物を着せている。大仏さんはねたまんま。いい気なモノです。


お参りしている。こういう信心深さって文化だよなぁ。→
寝大仏の辺りは遺跡が数多く残っている。修復のためか、 煉瓦で覆われてしまっている部分も多いのだけれど、その繊細な細工の部分は、すごく綺麗。
◆◆◆◆◆

観光終わったら、連れてくよーー。のってってー。
なおじさんも木陰で一休み。
◆◆◆◆◆
アユタヤは、バンコクとは違って、のどかな田舎。
リヤカーひいてモノを売っているようなおじさんも歩いている。
◆◆◆◆◆
金魚売りみたいだが、魚屋さんである。たしか・・。
◆◆◆◆◆

象に乗りに行く途中、小さな川の中に入っていくおじさん発見。
しばらく置いてあった様子の網をたぐりよせて・・・。
何らかの魚をGET!気長な漁である。


<< -- back -- >>




TOP