阿弗利加 道中
膝栗毛
序章 アフリカまでの道



縁あってアフリカへ行って参りました。
今まで海外旅行は航空券だけとってフラフラするのが私の常だったのだけど、
今回は旅行会社に勤めている友人(友人の友人)のプランニングによる、”今、最も熱いアフリカツアー”。


アフリカの旅行というのは、要は国立公園巡りである、 従って、国立公園ジプシー状態になるアフリカ旅行には、車一台がついたツアーが最適らしい。
・・・ということで、旅行を計画していた9月に動物が集まるような国立公園をジプシーする ツアーを組んでくれるということに。
結果・・・ケニア一国滞在パターン。目的地をアフリカに決めたときから恐れていた予防注射は ケニア一国だけなら、義務化されてはいないということも同時に判明。よかった。

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海外旅行に行くたびに思うのだけど、成田はいいよね。ほんと、成田はいい。
「これから旅行だ!」っていうのを最も象徴している場所だから、 というのがもともとの理由だったんだと思うんだけど、
私の成田好きはどうやらそこから一人歩きしたらしく、 今では「お迎え」「お見送り」の類でも異常に興奮している自分が居たりする。
あの日本だか外国なんだかわからない空気。そのくせ、思いっきり日本を意識した土産物屋の品揃え。 その場で卒倒しそう。
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ところで、ここでそれどころじゃない人が。このアフリカ旅行の同行者は、大の飛行機嫌い。
お父さんおじさん、みんな飛行機が嫌いだそうで、サラブレッドなみの純血種。
なんでも心拍数が異常にあがって、手から滝のように汗が流れ、本を読んで気を紛らわそうにも集中できず、
ついには、一睡もできないそうである。
彼にとって機内の映画は必須アイテム(なんせ眠れないんだから..。)。
なんでも、フランスにW杯を観に行ったときは、行きと帰りで 「○ラリーマン○科」を3回も観たらしい。 最後の方は、台詞が空で言えたとか言えないとか。
フランスまで行って邦画の台詞を覚えてくるっていうのは ある意味、とっても贅沢だ。

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で、飛行機でみた映画はこちら・・・・・・ 、
TITLE不明。
売れない作家が、金策尽きて子供向けの牛の話をかいたところ、 そいつが馬鹿売れ。その過程で知り合った少年との絡みあり、その母親とのラブストーリーあり、 というオハナシ。
いかにも。と思いつつも、観はじめたら、そのままずるずると最後まで観てしまった。


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