カブトムシの幼虫掘り


えーーーー。
リクエストにお答えして〜♪
(判る人だけにわかる。名曲雨宿りの節で)

五月の連休に実家に帰った際に
母友人の庭というか、林というか、なんというか
広大な雑木林にて
山菜採りをした時にですね
(大体がして、庭で山菜採りってなんだ。すごすぎだ。)

カブトムシの幼虫を山ほど頂いて参りました。


母友人Sさんは、もとは小学校の先生をしていらっしゃったという
もう、見るからに人当たりの良い優しいおばちゃんで
(おばさま、というより、親しみを込めておばちゃん、という感じの方なので
あえて「おばちゃん」と呼ばせて頂きます。)
早めの引退後、ご主人と千葉外房の田舎で、
趣味の範囲をちょっと超えた農作業をし、
敷地内に週一回開く喫茶店を運営し
そこで、趣味の仲間といろいろな講座を開いたりしております。

そのSさん、腐葉土を自分で作っております。
作ってるといっても、家のソバの空き地というかなんというか・・に
どばっと、枯れ草を積み上げて古墳のようにしてあるだけなのですが
ここに、千葉外房で人生を謳歌している天然のカブト虫たちが
それこそ、生み放題に卵を産んでおるわけです。

カブトムシの幼虫の天然生け簀。


実家母が、この腐葉土を去年分けて貰った時に
それこそ、売るほどカブトムシの幼虫が出て来たらしく
「あんた、周りの人でカブトムシ好きな人が居たらあげなさいよ。」
とずっと言われておったわけですが
私も花のOLですから、
周りのOL友達にしろ、なんにしろ、
「きゃー、私カブトムシ欲しい!」ってな友人がいるわけもなく。
ま、そのうち友達の子供が大きくなって
虫に夢中になるくらいになったら
もらうかな、なんて思っていた訳ですが
いやいや、居るところには居るもんですね。

私なんかと違って俄然「かつての少年」率の高い相方職場に
大のカブトムシ好きの「かつての少年」様がいらっしゃるということで
「ええと・・山菜頂いたついでに、カブトムシ幼虫をいただいてよろしいですか?」
ということに。

案内されたのはふっかふかのお布団みたいな上質の腐葉土の山。
スコップであんまり掘っちゃうと、カブトムシを切断しちゃう虞があるとかで
「土は軟らかいからね、手でさっくさっく掘ったら出てくると思うわあ」
と言われて、早速手でさくさく・・・。

手で・・・


うーーーっわーーーー。


虫とか大好きで、なんでも平気で掴む、いわば男の子よりの
遊び方で育った私でしたが
カブトムシの幼虫って、こういう状態で初めて見たんですねえ。
デカイデカイ。
私の手のひらにごろんと乗るサイズです。
体長15cmくらいあるんじゃなかろうか。
太さは私の親指を遙かに越えます。
ああ、写真とればよかった。まさかこんなに想像を超えたモノとは思わなかった。
しかも、ほんとに掘ればほるだけ、ごろんごろんと出てくるわけです。
これはこれは。


結局20匹くらい頂いて帰りました。
もっと、もっと、もっと持っていけとSさんに言われたのですが
(有り難う御座いました。)
さすがに。佃煮にするわけじゃなし。


大層面白いカブトムシ堀り経験だったわけです。

で、後日、これを「かつての少年」様に渡しまして
カブトムシの幼虫がビールに化け、我が家としては大変嬉しい
わらしべ長者大作戦だったわけですが

相方と冗談で
「これが、孵ってみたら全部メズだったら大笑いなんだけれども。」
と言っておりましたら


「かつての少年」様から、続々とカブトムシメールが!!!



センタ−(キョウエ注:職場のこと)から帰ると 毎日チェックをしていましたが、
5月末に蛹になり、ちっと自然界より早いが、
待ちに待ったカブトムシが6月30日3匹の雄が羽化したのでお知らせです。(^O^)



中間報告!7/6現在、雄8匹雌1匹です。
角曲がりもなく、ビックサイズばっかりです。幼虫が良かったと思います(^O^) 。



角曲がりも無く・・などという文面が氏のカブトムシ好きを
語っております。

しかも、この方、携帯のメールアドレスが「kabutomusi〜」
本当に好きな人に渡せたのだなあと、ひしひし実感。

来年はうちも・・・育ててみるか??


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