F AVORITE
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プレス機

後方に写っているのはインクを
盛ったり、ふき取ったりする為の作業台です。
テーブルにガラスがひいてあります。
これが、わたしの宝物。
清水の舞台から飛び降りるつもりで「買ってもらった」
エッチング用のプレス機です。
引越の翌日におじちゃん二人がえっちゃらおっちら
運んでくれました。
もんのすごく重いです。
購入に際してはマンションの床が抜けないかと
不動産会社にまで電話したりもしました。
ええ。宝物ですから。

版画を刷るために必要なほかの細々したものが
(致命的なのは、黒のインクがない)まだ無いので
実はこのプレス機、まだ未使用なのです。
なのに、意味もなく、くるくるとハンドルを回してみては
にやにやしている不気味な女が夜な夜な出没したりしています。

上に敷いてある厚手のフェルトが心地よいのか
秘書猫が寝ていたりもします。
今度寝ていたら、プレスしてみるつもりです。ひらひら猫。


追記・・この後、このプレス機での第一弾作品として
手持ちの色インクを使って引越葉書を刷り上げました。
それから間もなく黒インクを梅雨のさなかに汗だくになって練り上げ
今はぼちぼちですが作品づくりに活躍してくれています。
これからもばんばん頼みまっせ。

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