(C)ジョニー( ._.☆
どこかのメーカー製デジカメ プログラムオート
フード、ストラップ、リア・キャップを付けたAF−Sサンニッパ様。スライド・スイッチをM/Aの位置にセットすることで「マニュアル優先オートフォーカス」機能が働く。 |
「さんにっぱ」・・・ああ、なんと心地良い響きでしょうか。 いまだにカメラ、レンズメーカーのある意味ステイタスシンボルであり、全世界のカメラマンの一生の憧れでもあるサンニッパを、ついにこの私も所有するに至ったのです。
ちなみに「サンニッパ」をご存じない方のために簡単に解説を。サンニッパとは3万2千8百円で買えるレンズの総称で・・・バキッ!!( -_-)=○ )゜O゜)あうッ! さて、サンニッパはどこのメーカーの物でも、大きい、重い、(値段が)高い、と3拍子そろっているのですが、とりわけニコンAF−Sサンニッパ様はそれらが高いレベルで見事にまとめられています(^^;)。
風景写真撮影などに持ち出し、低速シャッターでもぶれないようにと大型三脚に据え付けて撮っていたりすると、よくプロに間違えられます(^^;)。そして、そのレンズは何ミリですか?とか良く聞かれます。さらには、ちょっと覗かせて下さい、と頼まれます。そして覗いた人は一様に、へぇ〜明るいんですねぇと感心します。ホントはそこでAF−Sサンニッパ様(と、ついでにF5様)の素晴らしさを人々にとうとうと説くべきでしょうが、恥ずかしがりやの私は彼ら(たまには彼女ら)の要求に応じるがままです。でも、そういうことから初対面のカメラマンと親しくなり話が弾み、ひいてはニコン様の布教にもつながっていきます。これもAF−Sサンニッパ様のご加護かと思います。 風景写真と言えばPLフィルター(?)ですが、300mm以上のAF−Sレンズ共通仕様の組み込み式円偏光フィルターC−PL1Lの使い勝手はいいですね。マウント付近のレンズ鏡胴に出たギザギザをグリグリ回すことでレンズ内部に組み込んだPLフィルターが回転します。
機能、性能面では、まさに発売当時(1996年)のニコン様の最新技術の結晶といえるでしょう。レンズ内超音波モーター(サイレント・ウェーブ・モーター、SWM)をニッコールレンズとして初めて搭載。これにより可能になったニコン様独自の「マニュアル優先オートフォーカス」。これが実に快適です。
キヤノンはずいぶん前からレンズ内に超音波モーター(USM)を採用し、「フルタイムマニュアルフォーカス」を実現させています。ニコン様の「マニュアル優先オートフォーカス」もキヤノンの「フルタイムマニュアルフォーカス」も、AF撮影時において切り換えスイッチなどを操作することなくシームレスにMFモードへ移行することを狙った機能ですが、私はニコン様の「マニュアル優先オートフォーカス」こそが「フルタイム」であると思います。 ここでキヤノンとニコン様の優劣を論ずるつもりは毛頭ありませんが、ついでに私のアタマにも毛はありませんが、言いたいことはニコン様のAF−Sレンズは文字通り「フルタイム」でAFとMFがシームレスにスイッチするという、非常に操作性に優れたレンズであるということです。 ニコン様、万歳! とにかく私はこの「マニュアル優先オートフォーカス」機能を有するニコンのAF−Sサンニッパ様の恩恵にあずかっています。 また、フォーカスロックは通常カメラ側で行うものですが、AF−Sサンニッパ様にはレンズ側でもフォーカスロックを行えるように、鏡胴を取り巻く形でフォーカスロックボタンが4つ付いています。取扱説明書によると、 『ご依頼により、フォーカスロックボタンを、操作しやすい位置に改造(回転)することができます。』なんて書いてあります。もちろん有料でしょうが、こんなキメ細かい配慮もなされているのです! ニコン様、万歳! ちなみに私はこのレンズ側のフォーカスロックボタンは使っていません(爆)。 |