85. 「虚しく明ける」(20060101)


虚しく明ける

困ったことが起きた。ある時は会社員、またある時は家庭人、そしてまた……七つの顔を持つ私は気力が涌かない。特に年末大掃除。おざなりに終了。天井の埃の落ちは未定である。
大晦日の夜のTV。知らなかったのだが、紅白歌合戦で江沢民が歌うそうだ。江沢民が出場歌手なら、審査員席は蒋介石の招待席か。と思っていたら江沢民ではなくて倖田來未だって。あ、年が明けた。
やれやれ、こういうことでは今年一年も思いやられるわ。今年はもう諦めたから、来年、もう、いい年でありますように。

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第七回雑文祭参加作品
題名 (七を含む)
始め 困ったことが起きた。
お題1 七つの顔
お題2 落ちは未定
お題3 蒋介石の招待席
結び 来年もいい年でありますように。


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