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47. プロフィール 030209


半茶像とその性向

半茶は1960年代生まれの可能性が高い。しかし、精神的・情緒的発達度の個人的差異によっては実際とは上下する可能性がある。年齢のみを根拠に半茶の対象から外すべきではないが、半茶の年齢が若くないことは明らかだ。

性別は男性。

半茶は関東圏に住んでいるが、極度の方向音痴のため土地勘に欠ける。初回の犯行現場に極めて近い場所に住んでいる可能性は非常に高い。

半茶は一連の犯行の直前に、社会との関係に大きな問題を抱えていた。半茶の怒りは、特定の個人に対してだけでなく、周囲の人にも向けられていただろう。

前科は無い可能性が高い。

半茶の攻撃的行動は一見表面からは隠されているだろう。学歴は大学卒業程度で、規律違反の経歴がある。対人関係の障害、攻撃性、薬物濫用などの理由でカウンセラーの相談を受けているだろう。

知能は平均的。

生活は夜型で、犯行の物色には時間をかけて歩き回る。

結婚し、子供がいる可能性が高い。

定職についているが、上司との関係がうまく行かないため仕事への不満を抱いている。
一匹狼型で、表面的に人とつきあうことはできるが一人でいることを好む。

犯行時に犠牲者から奪った戦利品を保管し、それを見て犯行の快楽を思い出す。こうした物品は安全ですぐに手に取ることができる場所に隠してある。

半茶は自分の欠陥を認識しており、それを代償しようとしている。その欠陥を半茶の知り合いは認識していないが近親者は良く知っている。


巻末に半茶の犯行記録を記載する。

この分析に関する質問は警視庁行動科学分析班の針井まで


半茶のプロフィールのつもりが、半茶の犯罪者プロファイリングになってしまったことをお詫びいたします。


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