レッド サンタ      

41. レッド サンタ 021224


バナーというものであるが、あんまり興味はない。申し訳ない。自分のサイトにバナーを揃えたいという願望というものがよくわからない。ということで、リンクにはバナーを使用していない。しかし、他の人がやるのはそれは自由であって、それをとめる気持ちはさらさらない。
「博士! やりましたね!」
ということで、当サイトは、当初バナーを準備していなかったのだが、「バナーは、ないんですか?」と幾度も聞かれたため作成した。「無いです」とむげに断るのもなあ。使用したい人はすればよいし、したくない人はしなければよい。私に関係ないところで私のサイトのバナーを作るのだけはちょっと勘弁してください。私が責任持てないではないか。
「うむ、長年の苦労のかいあってやっと、この『サンタ変身装置』が完成したぞ。」
というスタンスなので、人のサイトがバナー作ろうが嫌おうがそれは自分で決めればいいことであって、他の人の意見を聞く必要もないような気もするのだが、他の人の意見を聞きたいという欲求を妨げるものではない。
「おめでとうございます。博士を信じてついてきたかいがあったというものです。」
なんか無責任なようで申し訳ないが、全く以って無責任であるのであらかじめご了承願いたい。
「うむ、サンタ変身装置と言っても、私が発明したこの装置は、単に普通のサンタに変身するだけではない。」
ところで、雑文速報にはお世話になりっぱなしであって、全く以って心苦しい日々を過ごす年の瀬である。
「と、いいますと?」
このたび、バナー雑文祭を開催とのことであるので、参加するのであるが、なんといいますか、バナーについて何にも思いつかないのでうだうだと普通の意見を書き連ねているのである。
「普通のサンタではなく、赤いサンタ。即ち、セント・二クラウスの命を受け、コカ・コーラの宣伝に従い全身赤い服を身にまとい、黒死病を避けるとともに、共産主義を宣伝し、交差点では車を停止させ、更に通常の三倍のスピードで移動するのだ。」
御見苦しくて申し訳ない。
「あ、博士、共産主義と言っても冷戦は終了してとっくにソ連は崩壊しましたが。」
最近は雑文速報に更新報告していないのであるが、皆様に読んでいただきたいと思えるレベルのものが書けないという理由である。まったく情けない限りである。
「ううむ、先の戦争が終わってから私が研究室にこもってサンタの研究をしている間にそのようなことがあったとは…」
雑文速報のすばらしさと言えば、登録不要の簡便さ、サイトの軽さが真っ先に挙げられる。
「先の戦争って、第二次世界大戦ですか?」
そして何よりすばらしいのがその手引きに書かれている約束。
「いや、応仁の乱じゃ。」
まあ、なんといいますか、こういう前向きの善意というのに弱いのよ。わたし。
「はあ、そういう言い回しを使うところを見ますと、さては京都のご出身でしたか。」
読み返すたびに、昨日衛星放送で見たクリスマス・キャロルのような感動があふれ出るのであります。
「いや、江戸っ子だ。京都はサンタの本場などではないではないか。
いやはや、こういうストレートな文章を書くのは恥ずかしい。
「といいますと?」
全く以って恥ずかしい。
「うむ、サンタは目黒に限る。」
というわけで、全く関係ない二つの雑文を混ぜてみるという実験をしてみました。
「…」
実験に失敗はつきものである、とは言えども冬の寒さかな。
「…」
では、どなたさまもメリークリスマス。


バナー雑文祭参加作品)

雑文速報


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