ミミナグサ
「枕草子」 の中の若菜摘みの話にミミナグサが登場する。 正月七日の若菜の準備に、六日から一騒ぎしていると、見も知らぬ草を子供が取ってきたので、清少納言が 「何と言う草か」 と尋ねると すぐには答えられなかったが、誰かが 「耳無草(みみなぐさ)と言います」 と言ったので、道理で話が聞こえないような顔をしていること、と大笑いになった。 |
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ミミナグサ ミミナグサ コバノミミナグサ
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外来種のオランダミミナグサ
オランダミミナグサは日本中何処にでも見られ、田の畦、道端、空き地等、どこにでも生え、早春から同じナデシコ科のハコベ共々その存在感を示す。 |