

|
「七重八重 花は咲けども 山吹の 実のひとつだに なきぞあやしき」・・・・「後拾遺和歌集」 |
![]() |
![]() |
![]() |
八重のヤマブキ(山吹)
![]() |
![]() |
![]() |
一重(ひとえ)のヤマブキ(山吹)
| 山吹の名の由来は 「山振」 が転じて山吹になったとされ、しなやかな枝が風にゆられる様子を表現したものとされる。 万葉時代にもしばしば山振の字が当てられている。 この様子を紀貫之は 「吉野河 岸の山吹 吹く風に そこの影さえ うつろひにけり」 と詠んでいる。 |
![]() |
![]() |
![]() |
枝が風に揺られる山吹
| 小判の色を山吹色と言った様に黄色を濃くした花を付け、英名でジャパニーズーローズと呼ばれるバラ科の花である。 |