マツバウンラン
散歩の途中、葉もほとんど見えない細長い茎の上に紫色の小さな花を付ける珍しい野の花を見つけた。 この地方では見慣れない花なので写真に写し、調べてみたらマツバウンランであった。 |
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マツバウンラン
マツバウンランを見つけた後、、たまたま日本海沿岸の浜辺を歩いていたらマツバウンランの名前の基になったウンラン(海蘭)が咲いているのを見つけた。 マツバウンランと同じゴマノハグサ科ウンラン属の花なのでラン(蘭)とは関係ないが、海辺のきれいな花と言う意味であろうか。 花の形はマツバウンランに何となく似ているが、花期は夏から秋である。 |
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ウンラン
一方、春の庭にマツバウンランとよく似た花をよく見かける。 ムラサキウンランと呼ばれ、園芸種名はリナリアである。 |
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ムラサキウンラン(リナリア)
ウンランの名を持っている野の花はマツバウンラン以外にもう一つあって、同じ早春に石垣やコンクリートの隙間に生えるツタバウンランである。 |
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ツタバウンラン
ウンランと名の付く花も色々であるが、属名を代表するウンラン以外は総て帰化種で、文献によると上記以外にもホソバウンラン等が一部野生化しているようである。 |