ヤマユリ(山百合)は日本を代表するユリである。 1873年のウイ−ン万博に出品され、その花の大きさと芳香性でヨ−ロッパ中の注目を浴び、大正時代まで主要な輸出品の一つであった。 ヤマユリをベースにヨ−ロッパやアメリカで種々のオリエンタルリリ−が作られ、カサブランカ等近年では逆輸入されている。 風通しが良く、直接日光の当たらない半日陰を好み、筆者の散歩道の途中の観音山と呼ばれる古墳程度の大きさの山裾に咲く。 神奈川県の県花であり、群馬県、山梨県でも町花や村花にする所も多い等、特に関東方面に自生種が多く、この地方を代表する花である。 |
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ユリ(百合)はその美しい花姿から現代では観賞用の花として見られることが多いが、元来、薬用、食用の花である。 |