キツネアザミはアザミのように見えるが、同じキク科でもアザミ属ではなく、キツネアザミ属の一属一種の花である。 |
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キツネアザミの花
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キツネアザミの群生
葉にはヨモギのように軟毛があり、草もちを作るときに 「つなぎ」 として入れられた。 現代のもち米を知る我々にとって何故つなぎが要るのか不思議だが、かっての草餅の原料は粘りが少なく、そのつなぎにハハコグサやヨモギやキツネアザミの軟毛が用いられたようである。 現代では香りの良いヨモギだけが草餅の材料として残っている。( 「ハハコグサとチチコグサ」 「ヨモギは名医草」 の項参照) |