フタリシズカ
「しずやしず しずのおだまき 繰り返し 昔を今に なすよしもがな」・・・・静御前 上記の歌は頼朝に捕らえられた静御前(しずかごぜん)が義経を慕って舞いながら歌ったとされるが、その静御前の名を取ったフタリシズカはその名前の由来に魅(ひ)かれる花である。 |
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フタリシズカの花と葉
一本の場合、ヒトリシズカと思ってしまうが、ヒトリシズカは下の写真の様に花の形がまったく異なり、開花時期も初春とフタリシズカより一月以上も早い。 |
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ヒトリシズカの花と葉
フタリシズカの白い花のように見えるのは雄しべで、これが花とされており、一方、ヒトリシズカの場合は雄しべの付く花糸が花のように見える。 フタリシズカもヒトリシズカも義経を慕う静御前の姿に見立てられた清楚なセンリョウ科の花である。 |