「はちす葉の 濁りに染まぬ 心もて 何かは露を 玉とあざむく」・・・・古今集 ハスを野の花として取り上げるのは多少気が引けるが、隣町の行田市は古代ハスの観光名所で、又近くに蓮沼や蓮田と言う地名の場所も多くあり、レンコンの生産日本一を誇る茨城県や、大賀ハス(古代ハス)の発見地千葉県を隣に控え、この地もハスの花を散歩がてら見るには事欠かない。 |
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東洋産種のハス
一方、地下茎の蓮根(レンコン)は食用として鎌倉時代の頃、中国から導入され、鑑賞用ばかりでなく、食用としても盛んに栽培されるようになった。 根に空気を送り込む穴が開いている事から、見通しのきく縁起の良い食べ物とされ、慶事には欠かせない食物となった。 |