冷蔵庫と改造計画

2001/05/13

冷蔵庫

タートル号は、ギャレーの高さを改造したときにデフォルトで付いていたかなり立派な3ウェイ冷蔵庫を取り外してしまいました。引き取り手もいない可愛そうな冷蔵庫は、哀れ廃品としてゴミ処分場へ。あああもったいない。
ってな話ではなくて、やはり冷蔵庫はあると便利、というか、無いと不便なのです。かといって、前にあった3ウェイの冷蔵庫などは12Vでは使い物になりませんでした。冷却能力が無いに等しいのです。オマケに横開きですから、ドアを開くとすぐに冷気が逃げてしまいます。また、大きすぎるわりに容量が小さく、使い勝手も良くなかったのでした。

というわけで、適度な大きさで、上開きで、12V&100V用で、素早く冷やせる冷蔵庫、という条件で探しました。

最初はホームセンターにあった\3,980のコールマンの35Lクラスのクーラーボックスにしようかと思ったのです。容量も大きいし、浅くて広いのでモノを入れやすいし。が、今日の陽気の中で心変わり。高温になる車内では、こんなチャチな造りの単なるクーラーボックスじゃあ恐らく用が足りないでしょう。どうせたくさんのモノを冷やしたいわけでもないし、必要なものだけをキッチリ冷やせれば良い、と。それに、せっかくサブバッテリーもあることだし。やはりここはちゃんと「冷やせる」アイテムを探すべきでしょう。

で、アルペン西那須野店で見つけたのがこれ。ツインバードの「アクティブカーゴ」という32Lの温冷庫です。 値段は\24,800が\19,800になっていました。

ちょっと背の高いクーラーボックス、といった風情で、左側にスイッチ類、温度調節ツマミ、電源端子、そしてファンが付いています。ファンがあるところを見ても、冷却は恐らくペルチェでしょう。電流食うかなあ。
重量は片手でラクに持てる程度で非常に軽量です。取っ手もありますし、普通のクーラーボックスとして使う分にも不自由はしないでしょう。

壁はかなり分厚くて、大きさの割に容量はたいしたことありません。でも、イマドキの2Lサイズのペットボトルが立てて入れられるようになっているのはOKです。深さがあるということは、それだけ冷気が逃げにくいということでもありますしね。冷却能力は、外部30度で庫内5度ということでした。

早速サブバッテリーに繋いで買い物に使ってみました。スイッチを入れると、程なくしてちゃんと冷気が出てきます。おお、これぐらい素早く冷やしてくれればありがたいなあ。買い物に出かけるときにスイッチを入れて、スーパーから出てきたときにはちゃんと冷えているでしょう。これなら使えそうです。ま、冷却能力は知れてるでしょうけどね。

温庫機能の方は。。。使うかなあ???

あとは、こいつの設置場所です。今は通路にデンと鎮座していますが、どこかに場所を作ってやらないと邪魔でしょうがありません。予定していた場所(ギャレーの最前部)には丸テーブルがあるし。。。やはりギャレーまわりが便利なので、このあたりでどうにか考えないとです。

バイクを積みたい

さて、今年の大きな改造計画は2つあります。
まず1つ目は、バイクを積載できるようにすること。カミさんの実家に行ったとき、茨城の林道を散策に出かけるためにです。

タートル号はもともとバンですから、積載能力はかなりあります。キャンパー設備は最小限ですし、耐荷重という意味では十分余裕があります。が、問題はそのキャンパー設備があるために、リアを部屋として使うことがデフォルトになっている点です。つまり、ベッドの部分ですね。これを潰さねばバイクは積めません。最も理想的なのはリアにキャリアを付ける事ですが、現在はそこまでやる余裕はありません。やはりまずは王道でしょう。

タートル号のリアゲートです。ちなみにこれがドアを目いっぱい開いた状態です。左側はスペアタイヤがあるので、これ以上開かないようになっているのです。 開口部は高さ117センチ、ドアの入り口幅が約90センチです。ドアをもう少し開けられればいいんですが。

ゲートに乗せるためのラダーはマトモに買うと高いのですが、工事現場用のアルミの足場を使おうと思っています。2mのモノが5千円程度でありますので、先端を工夫して落ちないようにすればOKですね。

積もうとしているバイクはこれ、愛車のレイド250です。オフ車は軽いのですが、背が高いのが難点です。高さはミラーを除くと約120センチですが、サスを縮めれば110センチ程度に出来ます。幅は約90センチで、ハンドルまで外すのは避けたいところです。

タートル号の最後尾にはトイレルームと荷物室があって、板で仕切られています。ここにはテーブルやイスを積んでありますが、仕切りの板は上の方を切り抜く必要がありますね。そうしないとハンドルが通りません。でも、上部を切り抜くと後方視界も良くなるので一石二鳥、これは是非やりましょう。

最後尾のイスの間の幅は70〜80センチありますので、ステップやらの格納は余裕です。あとはタイヤ止めとタイダウン用のフックを付けるところを用意すればOKでしょう。タイダウン用のロープやらは会社の人に貰ったのがありますので、実現はそう難しくなさそうです。

2段ベッド計画

もうひとつの改造計画は、あーや用の2段ベッドの設置です。
こないだのぶらり旅で、やはり「3人で寝るには狭い」という結論に達しました。私はスペースに余裕が無いと眠れない人なので余計です。そこで、最後尾のベッドルームにあーや用の簡易2段ベッドを追加することにしました。

設置個所は写真の右側窓に沿って、幅80センチ程度のもの。イレクターでフレームを作り、マット付きの板を乗せるだけのシンプルなもので、付け外しが簡単に出来るようにする予定です。これで、トランスポーターでありながら、キャンピングカーでもある車になります。どちらも使う頻度は極端に少ないので、どれだけの費用対効果を得られるのかはかなり疑問ですが(笑) ま、自己満足の世界ですわ。

あと、トイレルームのところに荷物を置けるようにするのと、それをワンタッチで移動できるように出来ないか、と考えています。狭い(?)タートル号ではこのトイレルームのスペースが非常に重要なんですね。非常用トイレでありながら荷物室、かといって非常時にはすぐに使いたいのですから。 キャスター付きの台をかぶせて、引き出せるようにしておくのが良いかなあ、と思っていますが、果たしてそんなスペースを稼げるのか。ちょっと悩ましいところです。

あと、今回購入してきたのはこういうテーブル。ネットの物置き付きで\3,980なり。ついでにカセットガス用のツインバーナーも買っちゃおうかと思ったのですが、まずはカセットコンロでやってから。装備ばかり揃えても出かけなかったら意味ないですもんね。
さあ、今年はこれで出かけるぞ〜。

ちなみに去年さんざん苦労してコンプレッサーまで交換して修理したエアコンは、そりゃあもうギンギンに冷えます。あああ、これで心配事がひとつ減ったわい。良かったよかった。

 


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