ビルシュタイン到着&装着!


到着!

最初に見積もりを依頼したのが10/20、注文したのが10/25、本国出荷が10/28で、11/2には自宅に到着しました。その間わずか10日ほどです。
通関にかかったと思われる費用¥2,400を日通に支払います。

平たい箱は意外に軽いです。 ホントに全部揃っているのでしょうか?

大丈夫でした。ホッ。
左から、オイルフィルター2個、エアフィルター、ドレンボルト、そして下がショックです。

明細は以下の通りです。下の方は送料や手数料です。

ITEM DESCRIPTION QTY RATE($) AMOUNT($)
B46-0925 Builstein Ft Shock 2 89 178
B46-1137 Builstein Rr Shock 2 89 178
4713715 AirFilter 1 12 12
5281090 Oil Filter 2 8 16
6035417 Oil Drain plug w/gasket 2 5 10
S&H Shipping & Handling Charge   5 5
Freight Freight by Nippon Express Air(日通の送料)   81 81
関税     ¥2,400 ¥2,400
合計       $480+¥2,400

 

型番

ショックはフロント、リア共に2本が1セットで箱に入っています。

フロント用は短く、ブーツが付いていません。

型番は、F4-B46-0925-W002 で、DODGE RAM Van Front と明記されています
見積もりのときにも「重量によって2種類ある」と書かれていましたので、恐らくは専用なのでしょうね。

リアは汎用品のようです。
板バネにリジッドなので、長さと係数さえ合えば大丈夫なのでしょう。 重量に合わせて選択するのかもしれません。

型番は F4-B46-1137-H0 となっています。

ドレンボルトは型番が書かれていません。
SINを書いて「ドレンボルト」と指定すれば良いようです。
エアフィルターは 04713715 、オイルフィルターは 05281090 という型番でした。

店を変える

さて、やっと見つけたVEGAS大田原店ですが、やはりどうやら「外れ」だったようです。

決定的だったのは、今日ショックを入れるための連絡を入れたときのことです。
夕べ電話して社長には言っておいたのですが、約束の時間に電話しても、
メカニックがまだ出勤してません。
「何時頃来ますか?」
わかりません
「どういうご用件ですか?」「こちらから連絡させましょうか?」という言葉もありませんでした。
別にあたしゃ遊びたくて電話したわけじゃないんだからさ。

ということで、とりあえずVEGASとはしばらくつきあいを保留しようと思います。
このぶんじゃ、今頼んでいる部品(プラグとブッシュ)が来たところで、恐らく連絡なんぞしてこないでしょう。 というか、私の連絡先を知っているかどうかすらも怪しいですしねえ。

もう少しちゃんとした商売が出来るようになったら、再開することにしましょう。
それまでサヨウナラです。

イザとなればディーラー!

で、探しました二件目。

ショック本体はありますから、交換作業だけです。うまくすればオートバックスあたりでもやってくれるかもしれません。
スタッドレスを注文したオートアールズか、ドレンボルトさえあればオイル交換をやってくれると言っていたオートバックスか、 いやいや待てよ、まずはもっとちゃんとした整備工場に電話すべきじゃなかろうか。。。

色々考えた末、まずは近所の整備工場に電話してみることにしました。

青木自動車」 というその店は、三菱のディーラーをやっている工場です。
そう、前にデリカ・カーゴのカタログをもらいに行ったことのある、「やっぱり三菱は応対が悪い」 と言わしめた、あの無愛想な店です(笑)

ところが、予想に反して電話の応対の印象のよろしいこと。
「あの〜、外車のショックの交換とかエアコンの修理とかをやってもらえますでしょうか?」
「はい、車は何ですか?」
「ダッジのバンなんですが」
「ああ、それなら大丈夫ですよ。」
いやもう、あたしゃ飛び上がって喜んじゃいましたよ。

RVランドでも、整備は日産のディーラーに任せているようですしね。そこから下請けにまわすにしろ、イザとなればディーラーに、という考えは当たっていたのです。
しかも三菱ですから、ヘビーな4WDやトラックを扱い慣れているのでしょう。そういう意味でも、前に世話になったトヨタ系ディーラーよりは正解だったかもしれません。

残念ながら休日ということで、サービスには一人しかいませんでしたが、何とか今日中にやってくれるとのことです。
ただ、エアコンについては、「電装屋に持っていった方がいいですよ」というアドバイスをいただきました。ついでに、 外国車に明るいという電装屋さん「室井電装」 も紹介してもらいました。

これで何とか、この地域でDODGEを維持していく自信が沸いてきました。

外れない。。。

さあ、いよいよビルシュタインの装着です。

午前中に出して、夕方四時過ぎに取りに行ったのですが。。。
まだ出来ていませんでした。
それどころか、タートル号は昼過ぎに見たときのフロントをジャッキアップされた状態のまんまでいました。
。。。って、いったいどうしたの!?

「いやあ、左の前が固着しちゃってるんですよ。
アタマに来たんで、酸素でぶった切っちゃいました
なんと、サビが固着しちゃってショックが外れないとのこと。 なにしろ6年もの間、ロクに走らずに放置されていた車ですからね。仕方がないのかもしれません。
仕方なく、ノーマルのショックをまっ二つにぶった切って外そうとしているのだそうです。
予備に取っておこうと思ったのですが、仕方ありません。

ということは、もうこうなると後戻りは出来ないということです。
幸い「右側は付きましたので、型番は大丈夫みたいです」とのこと。
あとは ビルシュタインの具合が良いことを祈るしかありません。

なあに、天下のビルシュタイン、大丈夫だよ。。。
でも、もしノーマルより酷かったら。。。
もしかして 250用だったりしたら。。。

な〜む〜さ〜ん〜。。。

ピタリ!

夕方6時過ぎ、やっと出来上がりました。 かなり苦労したようですが、無事に付いたようです。
サービスの永山さんはいい汗をかいておられました(笑) ありがとう。
工賃は¥18,900と、これも酸素を使って苦労した割には良心的でした。
恐らくVEGASだったら出来なかったでしょうね、きっと。青木さんにしといて良かったなあ。

さあ、期待を胸に走り出します。

まず、普通に綺麗な道を真っ直ぐ走りますが、さほど変化は感じられません。 ハンドリングもそう変わりません。
ただ、ブレーキが若干甘くなったように感じるのと、ブレーキをかけると右へ行こうとするような気がします。
ブレーキはショックが固くなってノーズダイブしなくなった分そう感じるようです。これは前のタウンエースで経験済みですし、効きそのものに問題はありません。
ただ、バランスはやはりちょっと狂ってるかもしれません。 今度アライメントを取ってもらった方がいいかもしれません。ハンドルも左へ曲がったままだし。

いつも通る、舗装が継ぎ接ぎで路面状態の悪い交差点を通過します。
いつもならガタゴトとシートの上で体がハネる、イヤな道なのですが。。。
ハネない!
ゴツゴツと突き上げはありますが、不快な縦揺れはありません。
車体がゆらゆらと揺れることもありません。

交差点を曲がります。
体を持って行かれないように、自然にドアの取っ手に手が行きますが。。。
ロールしない!
ドアの取っ手を持たなくても体が振られることはありません。
ピタリと曲がっていきます。

一旦自宅に帰り、今度はカミさんとあーやを乗せて走ってみます。
カミさんには、いつもイヤがる最後部の横向きソファに座ってもらいます。

自宅そばのやはり路面の悪い道を通過すると、いつもなら「おっとっとっと。。。」 と、とてもじゃないが最後尾で横向きに座ることなど出来ないほど揺れていたのですが。。。
揺れない!
やはり明らかに違うようです。「全然違う!。これなら大丈夫!」とのことでした。

スーパーの駐車場に入ります。
歩道の段差を乗り越えても、全く揺り返しがありません。 一回でピタリと収まります。
最後尾でゴロゴロしているあーやにいちいち「捕まってなさい!」という必要が無くなりました。

いやはや、予想通りの効果です。素晴らしい!

ゴツゴツという細かい振動はあります。これはタイヤが固いですから仕方ありません。
しかし、路面のうねりやわだちによる縦揺れは、見事なまでに収まっています。
むやみにハネることもありませんし、不用意にハンドルを切っても人間がすっ飛んで行くこともありません。
だから余計に振動が目立つようになったのかもしれませんけどね。そのうちタイヤをロード用の静かなタイプに換えて試してみましょう。

でもまあ、感覚的には、以前にタウンエースでショックを新品に交換したときとほぼ同じですね。
予想を超えるほどのものはありませんが、十分な効果がある、といった感じです。
でも、車体重量を考えたら、やっぱりたいしたもんです>ビルシュタイン。
何しろ3tの車を安定させるんですから。

さあ、もう山道も怖くありません。
家族で山に紅葉でも見に行きましょうか!


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