晴れてでんでんオーナーに!

7/5/1999

やった!

壮絶なる争奪戦の上、なんと晴れてでんでん虫のオーナーになることが出来ました!

月刊オートキャンパーを買うようになって、NiftyのFCAMPの7番会議室に出入りするようになって、月刊RVマガジンを買うようになって、 苦節4年。やっとの思いで願いが叶いました。

最初にこの話があったのは4月か5月でした。
そのときは確かに値段はかなり良かったものの、写真も現物もなかったため、話だけで終わっていたのです。
しかしつい最近、オーナーが車を手元に持ってきて、写真を送ってきたのです。
それから私ともう一人の方の争奪戦の始まり。

まずは論文から。
キャンパーに対する愛情をせつせつとしたしめてオーナーに送り、に訴えます。

それで勝負が着かず、なんとE-MAILを使ったじゃんけん大会に。
お互いに3回戦までの手を書いたメールをオーナーに送り、判定して貰います。
ところがなんと、これが3回とも見事なアイコに!
そんなことがあるものか(笑)

こうなったら最後、オークションです。 しかも1回ポッキリの勝負。
金額を書いてオーナーに送ります。
そしてその結果、(実はかなりの大差で)私が落札したのでありました。

私は色々と調べた結果、妥当な金額の上限を書いて送りましたので、大差があったとはいえ、落札金額に文句はありません。
恐らく相手は私ほど意気込んでいたわけでもなかったのでしょうね、きっと。

いずれにしても、これで晴れて私もキャンパーを手に入れる権利を得たのでした

エクスプローラー・リトルエクストラ

それが車の名前です。

ベースはダッジ・ラムの恐らく89〜91年式でしょう。
オーナーは架装したものを93年(平成5年)に購入したとのことで、日本では一応6年落ちということになります。

現在のダッジ・ラムより押しの強いマスクが特徴です。 現在のアメ車が丸みを帯びているのに比べて、かなり四角くてゴツゴツとしたマスクです。
それでもシェービー・バンなどに比べると洗練されて見えますね。なかなかカッコ良くて気に入りました。
旧型アストロよりもカッコいいです=タイガーよりいいな(笑)

車体の寸法は、L517×W210×H247cm。フルサイズのバンです。
その割に無駄が多く、中はそう広くありません。同じサイズの(むしろ小さい)国産クラスCやヨーロッパ製バンコンなどと比べると、かなり狭く感じます

前2席の助手席後ろに1席キャプテンシートがあり、その横(運転席の後ろ)がギャレーになっています。 座席には全て肘掛けが着いていたりして、なかなかの豪華さです。

エンジンは確認していませんが恐らくV8の5900ccです。
燃費が心配ですが、オーナーの話によると街乗りで4〜5km/l、高速で6〜7km/lとのこと。
前にも書きましたがキャンピングカーとして考えればそう悪い方でもなく、グランビアやエルグランドなどの高級ミニバンと比べても悪くない数字です。
しかも5.9lの凄まじいパワーでストレス知らずなのですから、実はけっこう素性の良い車だと言えるのではないでしょうか。

実際、エンジンをかけてもらうと、低く野太いV8サウンドは迫力満点。
運転するのが楽しくなりそうです。

個人売買

さて、これからオーナーとの手続きに入るのですが、パソコン部品ならともかく、車の個人売買なんてやったことがありません。
ですので、これから色々と調べなければならないのです。

まず、タイミング良く会社を休んでいたので(カミさんが寝坊した(笑))、すぐに住民票、印鑑証明、そして車庫証明の申請書類を貰ってきました。
早速不動産屋に行き、駐車場を探します。運良く近所に広いところを見つけ、書類を書いて貰うことにしました。

それから何より、現金を用意せねばなりません。
一般的なでんでん虫に比べればかなり安価なのですが、それでも大金を用意せねばなりません。
手元にそんな大金があるわけでもなく、実は財形貯金をアテにしていたのです。
ところが、財形貯金というのは下ろすのが面倒なんですね。
しかも、手続きにえらく時間がかかるのだそうです。ヘタすると2〜3ヶ月かかるのだとか。
オーナーはさっさと取り引きしてしまいたいようなので、あまり待たせるわけにもいきません。

そこで、労働組合から借りるか、銀行のオートローンを利用してみることにします。
果たして個人売買に使えるかどうか分かりませんが。。。
早速明日にでも電話してみることにしましょう。

うまく行けば来週か再来週には手続きが出来る予定です。
ここまでコトがスムーズに進んでいるところを見ると、やっぱりがあったのですかね。

 


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