腰痛が出たときのこと |
ノアローが腰痛(ぎっくり腰まで行かない)と診断されたのは、2006年9月(8歳約1ヶ月)のことです。 あの時の事は忘れません。 うちはいつも夜遅く寝るのですが、ベッドに登り、お布団の中に入ったノアローが、いつまでもお座りした状態で、一向にクルッと丸くなってネンネ体勢に入らないのです。 おかしいな?お耳でも痒いのかな?と思いましたが、耳掃除をしても、相変わらずの体勢で、ベッドを上ったり降りたりを繰り返して、今思うと、「いてもたってもいられない」状態だったのでしょうか。 何だかわからないけれども、あまりの異常行動に、私も夫も殆ど寝ず、翌朝、獣医さんが開く時間に電話したのですが、不運なことに院長先生は不在でした。 でも、どうにもならないので、ノアローを獣医さんへ連れて行くことにしました。 一階に降ろしても、ノアローの態度は異常さを増すばかりで、少し歩いてはお座りして、私の顔を不安そうにじっと見たり、挙げ句の果てには伏せて動かなくなってしまいました。 これは大変だ!異常だ!どうなっているの???と私は不安で不安で、とても怖かったです。 院長先生不在のまま、レントゲンを撮ることとなり、それが結構悲惨でした。ノアローは怖がっちゃうし、怖がるのは当然なんですけど、獣医さんには「わがまま」と切り捨てられ、私たちは外に出されてレントゲンは撮られました。 ノアローは恐怖でチビッちゃいました・・・。 結果、レントゲン写真上には異常は見あたりませんでした。ただ、ヘルニアの場合はレントゲンに出ないことは言われましたが、その可能性は低そうでした。 神経を助けるという注射をして貰い、家へ帰りました。 その後、家で、恐怖で疲れたか、注射が効いたか、ノアローは泥のように眠りました。 幸いなことに、夜には普通のノアローに戻っていました。 |
院長先生の診断とアドバイス |
翌日、院長先生の診察を受けました。 腰痛ではあるけれど、ぎっくり腰までいかない軽いものだということでした。ノアローの腰の辺りを両手でぐっと押して、「痛みはあるよ」と仰いました。 万が一、後肢に麻痺が出ても、初期段階で病院へ行けば、注射で対処出来るというお話も伺いました。うちは発見が早い!とも。 老化による腰痛への先生のアドバイスは、至極簡単なものでした。 「海や山へは連れて行かない方が良いよ。ワーッとなるから」 うちは元々、過度の運動(時には適度な運動も)は、取り返しの付かない事故につながったり、一生引きずる後遺症を負うことが少なくないから、ノアローには野外運動はさせていません。 ラブラドールは嬉しいと我を忘れて興奮する性質のワンちゃんですので、特に注意が必要だと思います。人間でも、腰痛で苦しんでいる人はいっぱいいて、並の苦しみじゃない人もいるんですよね。 |
我が家でやったこと |
ノアローに腰痛が出るまで、うちはずっと二階の寝室で寝ていましたが、ノアローを抱えての階段の上り下りはリスキーだし、抱っこしたところからノアローがポンッと床に飛び降りるとき、おそらく腰に負担が相当掛かると思われるので、その生活はキッパリ止めました。 一階の仏間に布団を敷いて、今はそこで寝ています。 子犬ノアローが子犬時代を過ごし、いつも一緒にネンネしていたベッドのあるノアローがいなくなった二階。しばらくの間、二階の部屋へ行くたび、「ノアローが二度とこの部屋に来ることはない」という思いが胸にこみ上げてきて、涙が出て仕方がなかったです。 その他、ノアローがソファに助走をつけて飛び上がるとか、家の中を駆け回るとか、そういう行動には神経を使っています。好きにやらせていますが、余り酷くならないようにとか、こちらからはそういう動きを誘い出さないようにとかは気を付けています。 あとは、関節炎予防関連のサプリは欠かさず、アンチエイジング関連のサプリも増やしました。 老化が出るのは仕方がないから、そのことで体が不自由になったりしないように、出来ることは対処して、なるべく老化を遅らせなければ、と思っています。 体重も増やさないように気を付けていますが、適正体重を見つけるのが大事かと思います。 ノアローの場合、体重が34kg台の時よりも、35kg台の時の方が活発に動ける・・・、なんてこともあって。体重は余り増やさず、されど筋肉量は確保したいところです。 やはり、元気が一番です。 先月、院長先生に診て貰ったところ、腰の状態もとても良いようです。 2007年12月14日 |
Dec 14, 2007 last updated.