52-10:北海道 幌延 ほろのべトナカイ観光牧場



所在地:北海道天塩郡幌延町字北進398番地

取材時期:2013年8月

ジャンル:なまもの系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

トナカイといえばクリスマスイブ。その他の時期はトナカイは何をしているのだろう?ということで、トナカイ達に会いに北海道は幌延(かなり北です)の「ほろのべトナカイ観光牧場」に行ってみた。サロベツ湿原センターからはすぐかと思ったら結構時間がかかり、到着時点ですでに閉園間近の時間となってしまった。やっぱ北海道、広いわ。

  

ということで慌てて取材開始。とはいうものの、入場(無料はうれしい)してみると敷地は広いが牧場として柵で囲われている部分はそれほどの広さではない。しかも見学はその柵の外からのみとなっている。しかし、トナカイたちは人間の姿をみつけるとワタワタと寄り集まってくるのだ。べつに遠方からの客人を歓迎するために集まるのではなく、「エサ」を期待しているのだった。それでは、と200円でエサを購入して少量を掌に載せ差し出す。す・すると「べろっべろっ」とあっという間に吸い込んでしまう。うーん、こういうふうにエサを食べるんだ?と感心するやら、すこし不気味やら。そのうちエサも底をつき見学終了。他にイベントもなさそうのなのでレストハウスに戻る。

  

すでに閉園間近でレストランの営業は終了していたが、そこにはやはり例の食材がメニューとして載っていた。ここでは「トナカイバーガー」であった。2000年前半に初めて珍動物系牧場を取材したが(その時はダチョウ王国)そこでみつけた「たのしく動物たちと遊んだ後は、もりもり食べちゃおう」と書かれた看板には度肝を抜かれた。今回もやはり「モリモリ食べちゃうんだな」。いのちを食べる、という意味でとらえれば、あの「お肉の情報館」に通じるものもあるのかもしれない、と考えるのはコジツケだろうか?

さて取材終了して、レストハウスで近隣観光地のパンフなどをみていると、どうやら隣に「幌延深地層研究センター」という核廃棄物処理のための研究施設があり、ここも見学可能(ゆめ地創館と言うらしい)のようだ。しかし、すでに受付時間も終わっており、今回の取材は見送らざるを得なかったのである。残念。


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