51-2:長崎県 長崎市 ペンギン水族館 


所在地:長崎県長崎市宿町3-16

取材時期:2012年6月

ジャンル:なまもの系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)
長崎駅周辺はグラバー園や福済寺など観光スポットが目白押しですが、ナマモノ珍スポ系に興味のある方はちょっと遠出して「長崎ペンギン水族館」を訪れてみるのも良いだろう。ここは旧長崎水族館が一度閉園して、ペンギン専門の水族館として再出発したのだそうだ。ある一点に特化して専門性を打ち出す、という方向性は珍スポ好きとしては好感が持てるし、一度は行ってみたくなるものだ。

ということで、駅前から春日車庫行きのバスに揺られて30分ほどで、ペンギン水族館前に到着。そこから海沿いの水族館まで少し歩きます。この歩道が長崎の里山を再現したビオトープガーデンになっていて、カエル君や沢ガニ君と戯れることができるので、水族館に入らなくても楽しめますね。さて、入場料は外の券売機で買えますが、JAF割が効くので、券売機ではなく館内に入った受付で購入してください。今回はJAF特別企画でポストカードもプレゼントしてもらえました。



入り口を入ると巨大な水槽がお出迎え、までは良かったのだが、中に何もいない。かろうじて一番上を一羽泳いでいるだけ・・。時間帯が悪かったのか。それより入り口は鰯水槽のほうが楽しい。こいつらがペンギンのエサになるのか・・・?さらに進むとペンギン以外の海の生き物水槽。鮫などもいて結構迫力がある。こちらも長崎近海に棲む魚を中心にしているそうだ。

二階に上ると中心にオープンスペースがあり、そこでペンギンのエサやりタイム。ゾロゾロと飼育員さんに群がり、鰯をねだっている。音声解説によると、飼育員さん達は、どのペンギンにエサを与えたかをきちんと把握しているそうだ。うーんなんとも。このほか、クラゲ水槽(鶴岡のクラネタリウムほどではないが)やタツノオトシゴなどもいる。さらに進むとペンギングッズギャラリー。ここは西宮在住の永井憲三さんというかたからの寄贈で作られたコーナーで、その永井氏というのは日本一のペンギングッズコレクターなのだそうだ。



ちょうど、目の前のふれあいペンギンビーチで、こちらもエサやりタイムだったので、見せてもらうことにした。砂浜の先が網で仕切られており、その中でペンギンたちが自由に泳いで、飼育員さんの投げた鰯を水中でゲットする、という仕掛けである。はやりペンギンは水中で最も生き生きするのであろう、もの凄い早さで泳ぎ投げられた鰯を食べる。一番感心したのは、これまた飼育員のお兄さんの見せる、鰯遠投。お見事!

ということで、砂浜でヨタヨタ歩くペンギンと、水中を飛び回るペンギンの両方が一度に楽しめる企画でなかなか面白かった。あまり珍度は高くないが、楽しめる場所であった。


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