36-3:山形県 鶴岡市 加茂水族館

所在地:山形県鶴岡市大字今泉字大久保656

取材時期:2006年7月

ジャンル:なまもの系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)
コメント:
アマゾン自然館は道の駅でもあるので、地元の観光スポット案内が充実している。パンフ置き場で珍情報がないかと物色していると、「クラゲ定食」が紹介されているチラシを見つけた。ちょうど昼前だったので、食指が動く。で、場所は?とパンフをひっくり返すと鶴岡市内の「加茂水族館」。ここはクラゲ水槽を全面に押し出した、その名も「クラネタリウム」というものがあるらしい。早速市内へMGを飛ばす。R112を海に突き当たるまで西進し、そこでちょっと南下したところにそれはあった。当日は夏休みの日曜日、ということもあり、駐車場はほぼ満車状態。一番端にMGを停め、徒歩で近づくが、なにしろ暑い。

まずは腹ごしらえ、ということで水族館併設のレストランを探すが、入口が見つからない。水族館受付で聞いてみると、館内からしかアクセスできないという。本当に定食だけ食べたい人は、その旨伝えるとタダで入館できるようだ。ニカは「クラネタリウム」も見てみたかったので、入館料800円を支払い突撃。まずは右奥のレストランに直行。カウンターのおばちゃんに「クラゲ定食ください!」というと、数種の定食から選択可能のようで、一番クラゲ含量が多い定食を選んだのだ。で、待つこと10分。出てきましたクラゲ定食。使っているクラゲの種類は、あの悪名高い「越前クラゲ」である。まずはクラゲ刺身酢みそあえから食してみた。うーん、至ってタンパクなお味で、ほとんど味噌の味しかしない。食感はぷるぷると良いのだが・・。続いて生春巻き風にアレンジしたクラゲ。こちらは中のカニ味が引き立ちますね。あとはクラゲゼリーやクラゲみそ汁など、しっかりクラゲが堪能できるようになっているのだ。お腹もいっぱいになったことだし、館内探索に移ることしよう。



巨大水槽には種々の海辺の魚が泳いでいる。また別な水槽には川魚もいたような・・。子ども達でごった返しているので、のんびり写真など撮っていられないし、一番のお目当ては「クラネタリウム」なのだ、と先を急ぐ。深海魚剥製コーナーなどもあるが、この程度では戸田の深海魚陳列館の足下にも及ばないですよ。順路に従い一度外に出る。アシカショウにはまだまだ時間があるので今回はパスし、再度館内に入り地下に潜ると真っ暗な世界。いよいよクラゲ君達のお出ましだ。まずクラゲとは・・、の解説から入り、その先が小水槽にクラゲが泳ぐ神秘的な空間。大分前にリニューアル前の江ノ島水族館でクラゲ展を見たが、それと比べると非常に本格的な展示だ。さらに進むと水槽がとても大きくなり、幽霊クラゲや、あの越前クラゲがふわぁ〜っと浮いている姿は圧巻だ。これが噂のクラネタリウムかぁとちょっと感動してしまった。やはりこれからの水族館や動物園は何か特色を出さないと厳しいのかもしれない。夏休みだからなのかもしれないが、体験コーナーなども充実しておりがんばっている水族館でした。



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