50-5：北海道　札幌市　レトロスペース坂会館　（再訪）　　　

所在地：北海道札幌市西区二十四軒3条７丁目3-22

取材時期：2011年8月

ジャンル：展示系

珍スポ度：☆☆☆（☆五個が最高得点）

取材記録レトロスペース坂 今回の取材予定には入っていなかったが、小樽から札幌に向かう途中、二十四軒を走っていると懐かしい、が、しかし奇妙な建物発見。そうだ、レトロスペース坂だ、ということで緊急取材することにした。前回の取材は？とニカ家のページ内を調べてみると、2002年8月にお邪魔していた。うーん、もうあれから9年も経っているとは信じられない。その時の取材番号は7-6で、現在が50-5なので、その間に400件近くのスポットを報告してきたとは、物好きにもほどがあるというものだ。

　　

裏手の駐車場に車を停め、会館入口へ。一歩入るともうそこは坂ワールドであった。まずは館中央のカウンターに行き館長にご挨拶をと思ったが、誰もいない。奥のビスケット販売所まで行き、一応見学の許可をもらう。さすが強烈スボット、前回の取材の記憶が鮮やかによみがえってきた。全体の配置は9年前と大きく変わっておらず、だいたいどこに何があるのかはわかる。一番奥のソファースペースに行くとアシスタントのお姉さんが作業中であったため、見学のご挨拶。

　　

残念ながら坂館長は所用によりいらっしゃらないとのこと。ちょっと残念ではあるが、気を取り直して再取材開始である。館長のコレクト・コンセプトは未だに不変であり、お金をかけて集めないことをモットーとされている。お姉さんとも少し話をしたが、坂会館はさらに有名になり、レトログッズを寄贈されるかたも多いとか。前回の取材時にも館長が困っていた収集品の無断持ち出し（平たく言えば盗難）は未だにあるそうで、アンクルトリス人形が盗まれた！と例のお姉さんは怒っておられましたね。

　　

収集品の中で、当時気付かなかったか、最近出現したのかは不明だが、なんと観光ペナントコーナーを発見！まあ昭和レトロなら外せない「いやげもの」なので、当然と言えば当然ですね。また、観光キーホルダーコーナーもあり、なかなか見逃せない。秘宝館等で良く売られている、まさにイヤゲ物達もあり、こんな物も持ち込まれるんだな〜と少し感心してしまった。なんだか、委託販売コーナーもできており、例の秘宝館DVDなどが販売されているので、興味のある方はどうぞ。


偶然ではあったが、懐かしい珍スポがいまでも頑張っているところを確認できて、本当に嬉しい。いつまでも続いて欲しい、まさにレトロスペースなのであった。

リンク等：
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