38-1:静岡県 伊東市 猫の博物館

所在地:静岡県伊東市大室高原7-600

取材時期:2006年10月

ジャンル:展示&なまもの系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)
コメント:
東伊豆を走っていると一度は目にする「猫の博物館」の看板。やはり気になったので今回の伊豆高原ツアーで訪れてみることにした。国道135から大室山方面へ。大きな誘導看板があるので迷わずたどり着けるだろう(伊豆高原は一歩細い路地に入ると自分の居る位置が分からなくなる恐れ有り、なので要注意!)。

駐車場へMGを押し込み、早速博物館へ。入り口階段横には小便小僧ならぬ、小便子猫がいるので見逃さぬよう。受付で入館料1300円(宇宙美術館でゲットの割引券で100円引きもあり)を支払い、いざ猫ワールドへ。入り口に「姉妹館の、怪しい少年少女博物館もよろしく」とあった。そうか、あの意味不明の博物館と同じ系列か、あまり期待できんな、と思いながら入館門をくぐる。するといきなり現れるトラの剥製多数。うーん、ネコはネコでもネコ科の動物でしたか・・。続いてライオンやヒョウなどの剥製オンパレード状態。頭蓋骨展示やネコ目標本なども見逃せないですよ。可愛いニャンコちゃんワールドを期待して入ってきた軟派観光客には、この一階展示スペース、かなりガツンとくるかもしれない。

で、お二階はそのニャンコちゃんスペース。階段を上がると、まず正面にネコの美術館と称してネコグッズ展示場がある。ネコ神社もあるが、どうもパッとしない。収集のコンセプトがはっきりしないんですね。モノはいっぱいあるんだけど散漫な印象が残る。この点、房総の「世界のネコグッズ博物館」の方が本気度高いですね(展示スペースが違いすぎるか・・)。

最後はネコちゃん達に遊んでもらえる「ふれあいルーム」。二重扉の向こうはネコちゃん達が放し飼いになっている部屋である。その中には10匹程度のネコがおり(半数は居眠り中)、入ってきた人間のお相手をしてくれるのだ。房総の博物館併設ふれあい小屋は、身よりのないネコちゃんの里親探しスペースであったが、こちらは元ノラの集団ではなく、おそらく売り物のネコちゃんたち。目つきもおっとりしており、何不自由なく暮らしてきた感じである。しばらく遊んで頂き、取材終了。なかなか楽しい場所であるが、ちょっと入館料がお高いですね。

写真:
   

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