27-1:千葉県 安房郡 世界の猫グッズ博物館

所在地: 千葉県安房郡鋸南町下佐久間2654

取材時期:2005年5月

ジャンル:生き物系

珍スポ度:☆☆☆ (☆五個が最高得点)

コメント:
伊豆半島には全く歯が立たないが、房総半島も結構珍スポ密集地帯なのである。特に南房総には気になるスポットが目白押し。伊豆と比べるとあざとさ・アクの強さでは負けてしまうが、キラリと個性が光る物件が多い。その中でも、今回は鋸南町にある「世界の猫グッズ博物館」を取材してみることにした。

当日は館山のホテルに宿泊(夕食に出かけたふじみ寿司さん、旨かったですよ〜)。前から気になっていた館山フラワーセンターでペナント生息調査などを実施しつつ、鋸南町に到着。国道127号を案内看板に従い東へ。国道からかなり走り、誘導看板に従いながらやっと到着。ものすごい田舎だ・・。猫のみならず犬も多数保護しているようなので、こんな場所にせざるを得ないかもしれない。

 

早速取材開始!入り口より館内に入ると、むむっ、やはり少し猫臭が漂う。猫シルエット看板に「いらっしゃいませ」の文字。なんだかホンワカムードで始まった取材。スリッパに履き替え館内右手奥の受付カウンターへ。お兄ちゃんが受け付け担当で、入場料800円を支払い、まずはグッズの鑑賞。まあ、古今東西、猫ファンは存在した(している)わけで、グッズも集め始めたらキリがない。猫皿に猫ライター、猫貯金箱に、エジプトの猫置物。バリ島名産の猫彫り物(つくばのオニーに似ている!)から、あの懐かしのナメ猫グッズまで、まあよく集めましたな、といった感じ。ニカ家もウシグッズコレクションはかなりあるだが、市販されている規模が猫とは桁違いに少ないので、ウシグッズでここまでやるには相当大変だなぁ。

  ←ニカのお気に入り「ジュリアン君」

一番奥に観音コーナーがあり、この博物館の設立に至る物語などが書いてある。その発起人はなんと「小林幸子」さん。あの歌手とは全くの別人なのだろうが・・・。なんでもタレント動物プロダクションが潰れて、テレビ出演の経験もある猫たちが捨てられそうになった所を保護したのがきっかけらしい。そんなこんなで、捨て猫などを預かるうちに数が増えて行き、現在の状態になったとか・・。今では保護した猫に不妊治療を施し、次の飼い主さんを斡旋するブローカー的な仕事がメインになっているのだ。

 ←マルハ・ペットフードのCMに出演していたパイン君もここにいるのだ!

ということで、博物館から道を挟んで向かい側の天寧寺運営の猫舎へ。逃走防止用二重扉のついた入り口から手をアルコール消毒して入場。さらに臭いがきつくなるが、ケージに入ったのやら部屋の中をうろつくヤツやら、猫多数。しかし、殆どの猫は丸くなってフガ〜ぁっと寝ている。細身の子猫が入場者の間を縫うように巡回しており、時折ニカにもかまってくれるので、ちょっと遊んで頂きました。

 

ニカ家の様な単なる冷やかしではなく、気に入った猫を引き取ろうと真剣に探している家族もいる。もらわれていった先で、幸せに暮らして欲しいものだ・・。

写真:

リンク等:
公式ページ

取材記録27に戻る |  にかのページメイン | ニカ家のページへ