禮法華法要

改 宗 式

(毎月一日に奉行)

平成20年8月1日 厳修記録

今月は、二家族が改宗されました。

  

禮法華参拝者と今月改宗を決意された、二軒のご家族

   

御前様の奉告文が言上され、証信された瞬間。

   

御経頂戴の後、山首謝辞

今月もまた二軒の檀家がメンバーとなりました。グローバル化が進む昨今の事情にあって、

経済新聞に「頂きますの心」というコラムが掲載されていました。私達の思いがその方面に

も通じてきているのではと日常の宗教活動をして喜んでおります。とても大切なテーマであ

りますので、経済の世界でも日本文化の重要性がいわれるまでの危機と認識し、その手立て

を法華経に基づいて共に考察してまいりましょう。御参詣誠にありがとうございました。 


平成20年5月1日 厳修記録

今月は、一家一門が改宗されました。

 

午前11時 法要開始

   

今月の改宗者一門が、壇上に上がり、山首奉告文を聞き、清淨に合掌します。

 

山首祝辞

おめでとうございました。これから私達のメンバーとなって共にお題目をお唱えします。

 

   

頂戴経唱和!大きな声で誓いの言葉を述べ交わし終了。

 

参拝者焼香

   

山首謝辞

先月逝去した祖母を思うと、まだまだ心中は穏やかにはなりませんが、こうして檀家となった方々と

接する時、私達お寺がどのような対応をすべきであるかを、祖母の葬儀に際し考えました。悲しみの

中にある方と私共は必ず接します。その態度や一挙手一投足を気遣いながら今後努力してまいるとこ

ろであります。そんなお寺本佛寺を宜しくお願いし、ご挨拶と御礼に変えます。       合掌

 

毎月の事ですが、改宗される方が頻繁になって参りました。私達も法華経を讀誦しながら

頑張って参りますので、ご指導を宜しくお願いします。

編集 前臣

 


 

平成20年4月1日 厳修記録

今月も二軒が改宗されました。

 

スナップ

 

   

縁あって法華経に出会い、本日正式に日蓮宗となったご家族(二組)と証信する参拝者

 

  

読経、奉告文のあと、誓いの言葉を交わす改宗者の方々と御前様

 

   

一般焼香、禮法華法要の焼香

山首謝辞

境内の桜が満開、春爛漫の本日、御参詣誠にありがとうございます。また改宗者の皆様も本日を期し末永く

宜しくお願いします。実は私昨日「佐渡日蓮聖人銅像様」にお会いしに新潟日帰りをして参りました。もう

五年になる銅像様建立の式典がいよいよ五月にありますので、お参りとお掃除に行った次第ですが、マスコ

ミでは、ガソリン税の事ばかりですね。たしかに気になる事柄です。でも佐渡にはもっと大きな問題がありま

した。私が度々佐渡に日帰りで行けたのは交通機関が充実していたお陰だったのですが、四月一日つまり今日

から飛行機が減便され(新潟ー福岡)島に飛ぶ航空会社も九月に閉鎖してしまいます。道が閉ざされた現実が

始まりました。これは佐渡のみではなく、各所で実施となります。まさに地域間の往来を止め、一極集中を促

進させてしまう大問題なんですね。報道して頂きたい重要な事実であります。穿った言い方をしますと、佐渡

には行くなって感じなんです。恐らく他の地方も同じ状況でしょう。成果主義なるものがこうした採算中心の

考え方となってしまい特色や生き様といった地方独自が持つ果実を尊重する体制が崩壊しておるのです。警鐘

を鳴らすべき時ではないでしょうか。チベットでの問題もそのしわ寄せの典型と私は見ておりますし憂いてい

ます。昨日の新潟は雨でした。でも佐渡に着くと突然晴れ渡り晴天、掃除を終え帰る時に雨が降り出し、島全

土を跨る大きな虹が見送ってくれました。小さな飛行機ですが虹の中心を抜けるように飛び立つ機内で私は手

を合わせ祖師の存在の大きさを勝手ですが、その現象に置き換えました。乱暴な表現かもしれませんが、心境

を移す事つまり身体を別の場所に移動することによる心は大切ですし机上では出来ません。桜の満開も同じで

一年で一瞬の美しさと儚い命を好む日本人だからこそ植樹しては心待ちに世話や手入れをするのでしょう。

今日は満開です。遠近を問わず御参拝の皆様、境内を目に刻み、社会での生活の糧とされて下さい。 合掌

 

今月も日蓮宗が二軒増えました。共に信仰に励み、社会浄化に努めましょう。

編集 前臣

 


 

平成20年3月1日 厳修記録

今月は二軒の改宗でした。

スナップ

 

   

参詣の皆様と、今月改宗の方々が共に合掌、読経。

 

奉告文言上

 

御前様から御祝いの言葉を頂戴する各家。

おめでとうございます。本佛寺をこれから宜しくお願いします。

 

頂戴経

山首謝辞

昨日、檀家の方の出版記念祝賀会に行って参りました。法華経を支えとして懸命に

乗り越えたエピソードなどを赤裸々につづった本でしたが、普通、ある程度成功す

ると自叙伝のような物をよく出しますね。私の手元にも様々な方から沢山頂いてお

りますが、なんとなく穿った読み方を仕勝ちです。でもその方の本は商売をされて

いるにも拘わらず、堂々と日蓮宗の信仰、法華経をお書きになっておられました。

これは素晴らしいことですね。お釈迦様は十二因縁を説かれました。それは「無明

から始まり行、識…生死病死」とありまして、毒である拘りを捨てることを諭され

ています。私達は勝手に独自の価値観を作って生きています。それは実はたいした

事ではない、その自己主張の為結局自分が苦しむ事となる。まあそんな教えです。

どうぞ、自我から無我を目指して、社会で力強く生きて下さい。それがお題目なの

です。改宗者の方々、その精神を宜しくお願いします。ちなみに昨日の記念会には

沢山の財界人や政界の方が参加されいてました。頭が下がりました。    合掌

 

今月も本佛寺のメンバーがまた誕生しました。共に信仰しましょう!

編集部  前臣

 


平成20年2月1日 厳修記録

今月は一軒が改宗しました。

スナップ

 

    

寒さ厳しい本日、満を持しての改宗者でした。

 

奉告文の後、御前様からの祝辞、そして誓いの言葉を唱和しました、

 

    

今月は、内川様の家族です。

山首祝辞

おめでとうございます。内川様は、今まで本佛寺に貢献されたご一家です。殊に奥様は婦人会幹部

として今も御協力を頂いております。長い年月を擁しての改宗となりましたね。改宗は家族のみな

らず、一門を説得し御理解を得なければいけません。本当にご苦労様でした。長かったですね。で

も大切な物を得た感触は大きな宝となるでしょう。当山に参詣されて20年程なりますね。信仰は形

ではありません。本心からです。ただ温度差のようなものもあり、例え共に信仰していても違いが

あります。その諸事を乗り越えて漸く本日を迎えました。素晴らしいことです。お寺全山を上げて

お喜びを申し上げます。今後も役員として御祖師様に近づいて下さい。住職として謝意を表します。

 

参拝者焼香

みなさんが待ち望んだ方が改宗されました。共にメンバーとして川の流れるような信心で参りましょう。

編集部 前臣

 


平成19年12月1日 厳修記録

今月は一軒の改宗でした。

スナップ

法華経に依らなければ末法の世相を乗り切れないと奉告文で読み上げる御前様。

 

 

改宗を決意された一族を讃える御前様。

 

三大秘法を唱和し、本佛寺のメンバーとなる事が決まる。

 

山首謝辞

実は、皆様に報告させて頂きたいことがあります。それは、縁のお話です。私の体験を少し披露致します。

先月の22日、佐賀の光勝寺というお寺で晋山式という住職が変わる式典がありました。参加させて頂いた私

は、荘厳な法要に感激しながら宴席がある市内の会場に移動しようと自家用車に乗りました。その時友人が

「親友の墓参りに行きたいから乗せてくれないか?」と言って私の車に乗りました。聞けば若くして遷化(亡)

された友達が佐賀にあり、なかなか来られないので今日継いでで申し訳ないが手を合わせたいとの事。ならば

と私も一緒に墓参りをしました。その後挨拶に出てこられた御住職に一礼をして目的地に向かったのですが、

何処かでお会いした女性の御住職。「そうだ!写真で拝見した。本佛寺に団参された御住職だ」と気付きま

した。その日私は留守していて弟子が撮した写真で確認していた熱心な団体です。そうなんです。お会い出来

なかったけれども、本佛寺ではなく御自坊のお墓でお会い出来たのです。これは縁というより、お墓の精霊が

呼び寄せたと私は思いました。皆さんこの世とあの世がある事はお解りですね。この世で考えることは、あち

らの世にも通じるものなのです。本佛寺で私が御回向出来なかった方が、私に「拝め」と手招きされたように

思えてなりません。不思議な事とはそういうものなのでしょうね。信仰しましょう!御参詣有難うございまし

た。今月改宗された方々を宜しくお願い申し上げ、雑駁ですがご挨拶と御参詣御礼の言葉とさせて頂きます。

 

今月の新メンバーが誕生しました。みなさん宜しくお願いします。

編集部

前臣

 


平成19年11月1日 厳修記録

 

今月も日蓮宗となる改宗一家が来寺されました。

 

スナップ

  

今月、改宗を決意され承認を得られら二軒のご一族の方々が参拝され…

 

式典に臨まれました。

  

奉告文の後、山首訓辞並び祝辞

 

賞味期限偽装の問題が社会現象として言われていますが、私はこの事態によって食べ物が粗末になる

事を畏れています。食法を私達僧侶は必ず唱えますが、命に感謝する気持ちが転嫁されることを憂い

ています。バチが当たらないよう祈るのみです。どうぞ本日本佛寺のメンバーとなった皆様には、そ

れについてだけでなく「社会風潮に惑わされない」家庭を築き上げられるよう願い、餞と致します。

 (中略)

 

     頂戴経          そしてお焼香をされた改宗の各位 

 

 

一般参拝(証信者)の皆様もお焼香をされます。

今月も、諸事が整い二軒の日蓮宗一門がお題目帰依に誓願を致しました。

一軒は元々本家が本佛寺檀徒でしたが、一軒は様々なハードルを越えての式典参加でした。

今後 益々信仰に励まれ、私達と共に世界平和を祈りながらの継承を宜しくお願いします。

本佛寺編集部

 


 

改宗式 

平成19年9月1日 厳修記録

今月も日蓮宗となる改宗一家が来寺されました。

 

午前11時よりの法要

 

今月は二軒纏めての儀式でした。清淨な中にも喜びが溢れる大本堂。

 

 

まだまだ残暑厳しい時節での式典が始まりました。

 

御経頂戴の儀 

 

 

山首挨拶

 

証信者となる檀家様が見守る中、誓いの言葉を唱和。御前様からの祝辞がありました。

おめでとうございます。奉告文でも申し上げましたように、法華経に依らなければ、現在の乱れは納まりません。こうして縁が深まったわけですから、お題目を堂々とお唱えし、本日改宗された二軒の一門の皆さん、法華経の意義を一層御理解下さい。尚、私達の信仰は決して「火」ではなく「水」の如き信心を提唱しておりますので、穏やかに、流れるような帰依をお願い致します。「武器を持ったものに取り囲まれても、手を合わせ念じれば、武器を持った人の方が慈悲の心を起こし、争いにならない」と法華経は諭します。どうぞ、今を持って本佛寺のメンバーとなった訳ですから、そのような心で、共にお祈り致しましょう。南無妙法蓮華経。ありがとうございました。

編集前岳  


改宗式

平成19年8月1日 厳修記録

 

今月も日蓮宗となることを決意された一家が改宗式に臨みました。

  

奉告文言上とそれを聞法する改宗者一門

  

 

誓いの言葉

   

 

 

 

証信者となる参拝の方々

  

 

御前様法話

御参詣ありがとうございました。つい一昨日まで、皆様のお座りの場所に子供達が約百名程端座して

大きな声でお題目を唱えていました。沢山の命がここに集い法華経を讀誦した次第ですが、老若男女

どなたのお題目も法華経讀誦も同じであることは申し上げるまでもありませんが、ひとつ気になる事

がありまして‥、閉校式の時、三日間の学校が終えた式典ですが、ご父兄がお迎えに来られた事も作

用したのでしょう。一段と子供達の声が大きかったのです。私としましては大変嬉しかったのですが

親御様はどう思ったかなあと少し心配になりましたので、私の学校長挨拶の所で「決してここはカル

ト教団ではありませんので、我が子が洗脳されたなどと思わないで下さい。750年の歴史と日本古来

の文化を持すお寺の行事ですので、ご安心下さい。何かに縋るとか利益を請うといった感情なしに子

供さん達は合掌しています。今回のテーマである生命の出処と尊厳を彼等なりに理解しながら行って

いる素直な形です。真っ直ぐに受け止めて下さい」と申しました。どうぞ皆さんも、そして今回改宗

を決意されたご一家も、お寺と檀家の絆や同じに題目をお唱えする仲間としてのお考えを纏めながら

尚、一層の額ずきを宜しくお願い申し上げまして、本日の御礼にかえさせて頂きます。    合掌

 

こうして、またお檀家様が増えました。皆様にも宜しくお願いします。

編集 前岳


  

平成19年3月1日 厳修記録

今月も改宗者がありました。

みなさんそうですが、漸く山首の許可が下りて式典ですので、この記念日は涙があります。

勿論喜びの涙です。日蓮聖人そしてお釈迦様に抱かれて…、今後も信仰してください。

 編集部

 

オツイタチ法要の参詣はそれほど多くありませんが、必ず来られる方が本堂に額ずかれています。

 

  

 

 

奉告文言上

 

今月の改宗者を御宝前で報告

  

 

これで、貴家も本佛寺のメンバーとなりました。これからは、日蓮宗

としてしっかりお題目をお唱え下さい。このご縁を大切にしましょう!

 

御経頂戴

 

山首謝辞

今日の新聞の見出しは、「君が代伴奏拒否の教師」判決でありました。宗教者として、どっちが正しい悪いは申しませんが、

ちなみに私は、新聞を、読売・朝日・西日本・日経と四つ読んでおります。それぞれに見出しや社説が微妙ですが異なった

表現をしています。私が本日申し上げたい事は、一部の報道を信じてはいけないということです。自分自身のお考えをしっか

り保ちましょうということです。この度の改宗者は、そのような場面に遭遇したからこそ、法華経に帰依する

ことをお誓いされたはずです。どうぞ、我欲を捨て、自己をみつめる信仰に励まれるようお願いします。

  

こうして、今月もお題目の輪が広がるかのように、一軒の家に灯火が

灯りました。究極の教え、法華経との出会いを寶珠として合掌しましょう!

 

編集部 前岳


平成19年2月1日 厳修記録  

スナップ 

 

改宗奉告文言上

 

法華経に帰依する旨の重要性を報告します。今回は喜びと悲しみが交錯した。そんな式典となり、

御前様がやさしく声をかけていました。

 

頂戴経!

 

 

 

山首謝辞 

この度の改宗者の方は、ご自身のお子さまがご逝去になり、そのご供養を法華経によってして欲しいとの経緯から本日

となりました。ちょうど今日が百箇日となります。私も子供を持っていますが、その悲しみが如何ほどのものか、お察

しするだけでも胸が痛みます。お掛けする言葉すら見あたりません。あの日、私も、そして喪主を務められた改宗者の

方も本当に慌ただしく、何が起きたかすら解らない状況で、ご葬儀を進めました。こうして日蓮宗に変わることにより、

法華経を受持し、その供養に今後共につとめることとなりましたが、大聖人こそ、そうしたお方に努めてお声をおかけに

なり悲しみながらもお題目をお唱えされた先師でございます。共に経を唱えつづけることをお約束しご挨拶とします。

  

私達もご供養に励みます。

 

▼平成18年までに遡る

 

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