平成19年8月13日〜15日

 

盂蘭盆大法要

 

大東亜戦争戦没者追悼

 

今年も、第六十三回忌・戦没者の追悼を行い、お盆の法要が奉行されました。

その記録を掲載して、共にご供養を致します。

 

スナップ

 

13日…迎え盆を歴代墓前で奉行

  

西身延霊園・第一、第二、第三霊廟等にも御回向し、本殿仏壇にて、先祖供養しました。

 

  

境内には、青年会の売店やかき氷などが出ていました。午後三時からの法要です。

 

 

15日

盂蘭盆大法要厳修

 

  

境内には売店などの露店が並び、沢山の参拝者で、香に包まれます。

 

大本堂にて大法要

 

多くの修行僧によって追悼が営まれます。

 

焼香に行列する参詣者と屋外にて焼香する参詣者

 

御盆は子供さん達や若者が多く来られます。

 

 山首謝辞

遠近を問わず、こうして多くのご参詣を賜りありがとうございました。先月末に行った林間学校には沢山の子供

さん達が寝泊まりしました。そして、ここでお題目をお唱えしていました。皆様の唱えるお題目と生徒さん達が

唱えるお題目、勿論同じですね。でも、もしかすると子供さん達の方が純粋かも(笑)しれませんね。但行礼拝

を毎回申し上げていますが、再考して下さい。先祖供養、即ち御盆とは、自分たちのことではなく、縁ある全て

の精霊に供養の誠を捧げる大切な行事です。「人の為に拝む」この行為こそが但行礼拝の芯なのです。子供達の

祈りは純粋でありますが、学年が上がる程に徐々に「我」が出てきます。勉強が出来るようにとか受験合格とか

試合に勝ちますようにとか、「お参り」から「祈り」と変化してまいります。それは当たり前の事であり、決し

て悪い事ではありません。だからこそ、真実の教え法華経を幼少期から知っていなければ、思わぬ迷いを産んで

しまうのです。どうぞ、この御盆にこそ、家族に仏壇の前でお題目の尊さ、唯一絶対をお話下さい。本佛寺はい

つでもお手伝い致します。「無量の珍宝は求めざるに自ら得たることを慶幸するなり」と説きますよ。  合掌

 

 

送り盆

 

歴代墓と寺族墓回向       西身延霊園回向

 

 

 

 

 納骨堂へ移動する式衆

 

 

納骨堂回向          僧侶の先祖に円陣にて回向

 

 

 

午後五時

 

盂蘭盆大法要(第二部)

 

 

一同で読経し、参拝者が焼香をしご供養する。

 

山首謝辞

 

夕刻にも拘わらず、沢山の御参詣ありがとうございました。一部の法要でお話しましたが、

皆様のお姿を拝見しておりますと、普段とは違うお寺の雰囲気を感じます。それは、ご家族

連れが非常に多い事です。本来の伝えるべき形がここにあるといった感じです。お祖父様や

お祖母様がお参りしている後ろ姿を見るお孫さん達、これこそ無言の教化ですね。どうぞ、

この時に、じっくりご先祖の生き様などを聞かせてあげて下さい。失礼しました。  合掌

 

 

 

今年も、ご先祖様へ御盆の法要に臨み額ずかれる方が多かったです。

私達も境内を清掃しながら、お守りして参ります。

ご覧頂きありがとうございました。

 

編集部

 

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