除夜の鐘

 

平成16年大晦日から平成17年元旦にかけての記録

 

午後九時半…今年も鐘を撞こうと参拝者が整理券を求めて集まってきました。

例年にない大雪となって、少し足取りは重かったようです。

整理券を配る西身延青年会

 

雪の中での待ちは寒かったでしょうとお察しします。

 

いよいよ10分前

 

総代の挨拶があります

 

 

そして山首挨拶

本日はお寒いところ、また雪の降る中お集まり頂いて有り難うございます。
これから、煩惱を振り払う為、共に除夜の鐘を撞きますが、どうぞ、撞き終わったら鐘に向かって合掌をお願いします。
さて、除夜の鐘は、毎年同じお話をしておりますが、金気を叩くという意味からの伝統です。ご承知のように、本佛寺の鐘楼堂は鬼門に建立してあります。即ち邪気を退散させんが為であります。日々丑時に撞いておりますが、本日は、春を迎えるにあたり草木が嫌う金物を打ち流して新春とするのです。このしきたりが除夜なのです。鬼門の一夜を除く行為です。どうぞ、その意味を理解しながら力いっぱい撞いて下さい。決して前年を除くのではありませんから…。前年から今年に繋ぐという意味をも含んでの長い棒で除夜の鐘を撞いて下さい…。
それでは時間ですのでカウントダウンを始めます。スクリーンに注目されて大きな声で唱和願います。30秒前!…

 

10.9.8.7.…2.1

ゴーン

三人から五人一組で撞いていきました。

 

 

撞き終わると階段の下でぎんなんを頂きます。    順番を待つ参拝者。
(この中に一等などが入っている)                  

 

 

      

次々に整理券をチェックするゲートを潜っていきます。    

 

青年会も大忙し。指示に従って下さい!ってとこでしょう。

 

当たりが入っていたらここで交換します。

 

今年はライブで皆さんの映像をスクリーンに出しました。

この位置がカメラからです。さあ佳い年でありますように…。

 

 

 

 

その頃、本堂では御経が始まります。

(午前1時)

 

 

鐘楼堂から本堂へ僧侶は移動しての勤行

 

新しく作られたロウソク立てに沢山の参拝者が集まりました。

 

108個の灯りがともりました。

 

 

本堂に額ずく信徒の方々…。

 

仁王門の下には屋台が並びます

 

 

こうして除夜の鐘の行事は無事終わりました。

今年(平成17年)は雪で参加者が少なく、整理券は412番まで

しかでませんでした。例年の半分でしたが、遠方などよく来られ

たと感謝致します。雪の中ご苦労様でした。 

 

 

青年会の皆様お疲れでした。また参詣の皆様も有り難うございました。

本佛寺広報部

 

 

 

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