結婚式
 
 

仏縁を感じさせた正婚

 

10/31

本佛寺のご本尊である日蓮聖人の座像が、今から約

120年前(明治17年)に静岡から船にお乗りになり

ご西下されました。その出発地点でもあり、出処でも

ある本山 蓮永寺様で目出たい仏前結婚式が挙行され

ました。御前様が、その尊い門出に御出席されたので

お寺の行事ではありませんが、特別に掲載致します。

新婦は、御前様の従姉妹になられる方なので…。

 

編集部 前岳

 

 

 

貞松 蓮永寺の山門

 

歴史を感じさせる由緒ある赤門

日蓮聖人の愛弟子六老僧の一人(蓮華阿闍梨)日持上人の開山。

1295年正月、無住同様の寺を復興された。江戸期に入り(初期)

徳川家康の側室養珠院によって今の地に再興された日蓮宗寺院。

日蓮聖人の座像の廻りには葵の御紋が施されている。家康の遺品

などが宝物として奉安されている。第三十五世日慈上人の尽力に

よって(身延山79世)、鎮西身延山本佛寺に祖師像が奉納されている。

 

この御堂の祖師像のお姿は、本佛寺の祖師像と類似しています。

 

 

新婦入場

(清水市本能寺 中條曉秀上人の長女)

 

 

御前様は親族として式に列席されました。

 

大本堂での厳粛な正婚式の模様

 

数珠の交換

 

 

新婦のご両親

(中條曉秀上人・理々子様夫妻)

 

誓詞を読み上げる新郎新婦

 

 

新郎のご両親と松村家のご親族

(松村壽厳上人ご夫妻)

 

盃禮をされる新郎新婦

 

こうしてお式が目出度く納められました。

末永く、お幸せに…。

 

 

 

付記

 

此度は当山ではない行事の掲載を許可しました。

日頃閲覧の皆様には、異例に捉えられたかもしれませんが、

途中少し触れているように、私と新婦は年齢的には随分離れ

ていますが、イトコになります。祖父の七女の子です。  

ご縁によって、本佛寺の日蓮聖人尊像をお与え下された本山

に嫁す事となった不思議は、お導きとでも言わざるを得ませ

ん。神仏の実在と因縁は存在するものだなぁと思いつつ新幹

線の車窓から距離を感じつつも一人、100年を越える年月の

長くも短い歴史に携わった方々の労苦などを考えていました。

山首

 
 
 
 

 

 

 

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