ゼルダの伝説 神々のトライフォース
ノーセーブタイムアタック

はじめに

はじめに

2004年3月1日にゼルダの伝説 神々のトライフォースを1時間46分46秒でクリアすることに成功しました。タイムは「名前入力後、新ファイルを選択した瞬間」から「ガノンを倒しトライフォースの部屋に入った瞬間」までのものです。

この記録は今まで自信満々にここに載せられていた記録、1時間57分03秒(2002年8月26日達成)を10分以上も更新したものであり、もうこれ以上の大幅更新はないでしょう。ミスを減らすことで数分程度縮むかもしれませんが、ルート的にはもはや極限と思われます。また、前記録は2時間切りと豪語しながらもエンディングを含めると2時間を超えてしまう弱みがありましたが、今回は「THE END」まででも1時間55分26秒とまさに完璧な記録と言ってよいでしょう。

この更新に伴い、レポートを最新の攻略をまとめたものに改訂しました。このレポートこそが最終版となることを祈ります。

追記:2007/08/12

改善点がいくつか見つかっているため挑み直せば数分程度なら更新が期待できます。影響の大きい箇所はレポートの記述を修正しておきました。

背景

このゲームではエンディングで「TOTAL GAMES PLAYED」なる数字が表示され、全クリの証として次からデータ選択画面にも表示されるようになります。

盾無しなのは気にしない
▲これ

この数字はクリアまでの「ゲーム中断数」、すなわちセーブ回数とゲームオーバー数の合計を表しており、従って「0」が最も良いスコアと言えます。

しかし、「0」を出すためには途中で死んではいけないのはもちろんのこと、中断せずにぶっ通しでプレイしなければなりません。初回プレイで何ヶ月もかかったこのゲームを一気にクリアしてしまうことなど果たして可能なのか?これが今回のやりこみの大元の動機です。

「0」クリアは割とあっさり達成できました。全ての謎解きの答を知っていれば4時間程でいけます。道に迷わなくなればさらに縮むでしょう。さらに、必要ないアイテムを無視したら……、敵の対処がうまくなったら……っとついつい何度もやりこんでしまううちに気付けばこんなことになっていました。そこ「キモイ」とか言わない

普通にプレイする時、一度中断して別の再開場所から開始することが強力な移動手段になりますが、これを封印してまでノーセーブにこだわっているのは「0」クリアが大元の目標だったからです。

旧レポートからの主な変更点

水のほこらを後回しに

これにより水かき代500ルピーを稼ぐ期限が延び、効率の良い金策が可能になりました。

ビン、虫取り網、赤い服を無視

安全のためにとっていましたが無くてもいけました。前よりキツくなるボス戦を安定して突破するための攻略も研究しました。

ボンバーを無視

前回、部屋の敵を手早く全滅させるのに活躍していましたが、回収にかかる手間と使用時のエフェクトの長さから無しでいくことになりました。

細部のタイム計測

目測でどちらが速いか判断していた部分の時間をちゃんと測って比べました。結果、前レポートの大嘘がいくつか発覚しています。どれも微妙ですがチリも積もって山となりました。

心得

はじめに断っておきますが、今回の戦略は旧レポートと比べてRTAには不向きになっています。筆者は10数回挑んでやっと成功させました。多少運任せなところもあるでしょう。安定性を重視する場合は素直にビン、虫取り網を回収した方がよいです。

成功させるコツとしてはできる限り平易なプレイを心がけることです。タイムアタックというとスーパープレイの連続をイメージしやすいですが、長時間のタイムアタックにおいては細部を詰めるよりも大ポカをやらかさないことの方が重要です。それに平易なプレイというのは簡単ではありません。2時間近くもの間、何のアクシデントもなしに済むことはあり得ないです。平易であるのは安定したパターン構築の成果、平易なプレイの連続こそがスーパープレイなのです

Special Thanks

大氏

更新案の主軸となった「水のほこら後回し」をはじめ様々なアイデアを提供してくれました。感謝。

ROPPY氏

自サイトをつくるまでの4年間、旧レポートの置き場@Shooting Starを提供してくれました。感謝。