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新築工事の記録(立川の家)
●地盤調査(スウェーデン式貫入試験)
敷地内の3、4カ所で地盤調査を行い基礎設計の資料とする。
調査箇所によってデータにばらつきがあったため、根切りした段階で支持地盤の状態を確認してから地盤補強をするか判断することにした。
※2002.3.9 (設計段階)
●地鎮祭
既存建物の解体も完了し、工事の安全を祈願し地鎮祭を行う。
地鎮祭のあと、地縄を張り建物の建つ位置と基準となる高さ(設計GL)を建て主さんに確認していただく。
※2002.6.6
●根切り工事
地表から約1メートル掘り支持地盤が現れたところ。
幸いにも固い地盤が出たので地盤補強の必要がないと判断した。
井戸のあとが2カ所見つかったので、川砂で埋め戻し通気パイプを設置する事にした。また、念のため井戸周辺の耐圧板を補強する事にした。
※2002.6.13
●基礎工事
砕石敷き込み→ステコン打ち→耐圧板配筋→コンクリート打ち
地中梁配筋→仮枠→コンクリート打ち→仮枠ばらし→埋め戻し
※2002.7.17
●基礎工事、鉄骨工事
前日溜まった雨水をかき出したうえで、コンクリートを流し込む。基礎工事期間は天気に左右される事が多い。気温が15°以上なので仮枠をはずすまでの期間を3日間とした。
鉄骨の柱脚は基礎に埋め込まれている。
※2002.7.17
●2階床デッキ工事
デッキを鉄骨の梁に溶接し、鉄筋メッシュとアンカーボルトを設置し、床にコンクリートを打設する。
※2002.8.1
●いよいよ上棟
上棟式の日。これまで図面上で想像するしかなかった建物のイメージがようやく現実のものとなった。
※2002.8.8
●R加工の屋根梁
ゆるいカーブを描いた屋根がそのまま天井の形となる。
※2002.8.8
●上棟の儀式
棟上げ作業を終え上棟式がはじまる。
建物の四隅に米、塩、酒をまき無事上棟を迎えられたことへの感謝と今後の工事の安全を祈願する。
※2002.8.8
●棟上げが完了するといよいよ大工さんの出番。
筋交い、補強金物の取り付け、窓サッシ取り付け、外部の防水紙貼り、内部では床根太据え付け、断熱材入れ、床下地合板貼り等の工事が行われる。
この間、給排水設備の配管や電気設備の配線など床や壁の中に隠れる部分の工事が平行して進められる。
●筋交い、補強金物が確実に取り付けられていること、断熱材が隙間なく入れられていること、配管経路の確認、照明器具、スイッチ、給湯器や床暖房のコントロールボックス取り付け位置の確認など重要な工程だ。
●各部造作の納まりなど施工図でチェックした上で現場打ち合わせを行う。この場ですべてが決まるので、設計者も現場サイドも緊張感が張りつめる。
※02.9.11
●断熱材、防湿フィルムを貼った後に壁下地の石膏ボードや天井のOSBを貼ったところ。これからいいよ仕上げの段階に入る。
床のフローリングも既に張り終えているが養生してあるので見えない状態になっている。
※02.9.25
●屋根、外壁、軒天塗装が仕上がり足場がとれ、ようやく外観が現れた。これから外部の設備配管、電気、電話水道などの引き込み工事や土間仕上げ等の外構にかかる。
※02.10.9
●室内では電気器具の取り付けや塗装、設備機器の取り付けなど完成に向けて急ピッチ。塗装の種類や艶の程度、襖や壁紙の色など内装仕上げの最終的な打ち合わせがつづく。
※02.10.9
●内壁のけい藻土が仕上がり、工事も最終段階を迎える。障子貼り、畳の敷き込みでいよいよ完成する。
※02.10.23
●内装工事完成。居間から和室を見る
※02.10.30
●和室からバルコニーを見る。
※02.10.30
●居間・食堂・台所
※02.10.30
●和室
※02.10.30
●外観も仕上がりあとは植栽を残すのみ
※02.10.30