2002年北海道化石採集記

留萌郡小平町達布
苫前郡羽幌町
雨竜郡沼田町幌新太刀別川上流
深川市下湯内多度志川

小平蘂川で出会った蝦夷鹿の親子


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日にち 場   所 地 図
7月22日(月) いよいよ出発です。
7月23日(火) やっと北海道に到着しました。
7月24日(水) パンケの沢・小平蘂川 地図E地図A
7月25日(木) 小平蘂川・砂金沢 地図A地図E
7月26日(金) 砂金沢・川上林道 地図E地図A
7月27日(土) 羽幌町・一二三の沢・小平蘂川 地図B地図A
7月28日(日) 沼田町幌新太刀別川上流・深川市下湯内多度志川 地図F地図D
7月29日(月) 川上林道の名前のない沢(銀の沢) 地図A
7月30日(火) 照江ノ沢・上記念別川 地図A
7月31日(水) 中記念別沢川・富士ノ沢・羽幌町郷土資料館 地図E
8月1日(木) 小平蘂川・中記念別沢川の篤ノ沢・留萌のアンモナイト展 地図A地図E
8月2日(金) 一二三の沢・中記念別沢川 地図A地図E
8月3日(土) 北竜町・三笠・小樽
8月4日(日) 小樽出航
8月5日(月) 舞鶴到着・難波江そして帰宅


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7月22日(月)

 寝屋川を17時15分に出発しました。今年もまた、さみしい一人旅です。
 北陸自動車道の賤ヶ岳サービスエリアで夕食。ガソリンを入れて敦賀に20時過ぎに到着。22時50分頃に乗船開始。2等船室は人もあまりいなくてゆったりしています。すぐ寝ることにしました。お・や・す・み。

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7月23日(火)

 昨日乗船と同時に寝たので6時半頃起きました。まだ他の人は寝ています。7時過ぎに佐渡島沖からの携帯は圏外で繋がらず。朝風呂に入ってさっぱりしてからラーメンを食べました。昼寝をしたり,本を読んだり、ビデオシアターでリーサルウェポン3を見たりしていた。これからの激務?に備えて英気を養っておこう。奥尻島を過ぎたあたりで携帯が繋がりました。いよいよ北海道小樽に上陸です。小平町のゆったり館に23時に着きました。いよいよ明日から化石採集です。

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7月24日(水)

 4時丁度に目が覚めました。目覚ましもないのに、北海道へ来たとたん4時に起きられるとはたいしたものです。コンビニで朝食を買ってすぐ出発。
 ダム公園で支度をして、いざパンケの沢へ。砂金沢の下流500mの所へ車を停めて、まず砂金沢まで歩きました。途中で大きな動物の足跡を見てしまった。エゾ鹿の足跡でありますように!化石はなかったのですぐ引き返して今度は下流へ。パンケの沢の入り口にすぐ着いた。
 弟から借りたビデオで採集風景を撮ろうとしたが、なぜかうまく動かなかった。写せないビデオなんて重いだけです。使い方をしっかりと聞いてくればよかった。
 すぐ出発。水もほとんどないが、化石もほとんどない沢です。左右に分かれていたので、昨年のジンクスをかついで左へ行きました。ほとんど終点まで行ったがアンモナイトは少ししか採れなかった。早くもジンクス破れたり〜。今度は右の沢へ。途中で動物が集まってきそうな、いやな所へ出たので怖くなって引き返しました。やはりヒグマは冗談抜きで怖いです。骨の化石が1個採れた。車に戻ってきたら10時11分だった。何か今年の採集に不吉な予感が・・・・・・・・。
 その後、いつもの小平蘂川をアラキの沢付近まで歩いたが先客が石を全て割っている。水も少なくコケがはえて滑って歩きにくい。来る前に北海道を直撃したはずの台風はどうなったのだろう。雨がぜんぜん降っていないような・・・・・・。水が出て崖が崩れているはずと期待して来たのに・・・。それでもアラキノ沢と学校の沢の間のガケからノジュールを1個採りました。雨が激しくなってきたので今日の採集は終了。
 その後,入林承認書をもらいに小平の教育委員会へ。教育長の印をもらって今度は留萌の森林事務所へ。そして、もう一度小平の教育委員会へ書類を届けてコピーをもらって終了です。やれやれ。10日ぐらい前?に郵送したら手続きをして送ってくれるそうです。
 今回は昨年の経験を生かして望洋台キャンプ場の常設テントを借りっぱなしにして時々ゆったり館に泊まります。テントの中に荷物が置け化石の整理も出来て、今のところ最良の方法です。予約をしていたのでテントに荷物を入れて、ゆったり館の温泉に入り、ゆったり館定食を食べて家に携帯を入れました。ヒグマに襲われていないか心配なので、毎日無事だという電話をするのが、北海道へ来る時の家族への条件でした。やはり誰か相棒が欲しいなあ。しかしヒグマに出会ったら一人でも二人でも一緒のような気もするが。

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7月25日(木)

 風の音で何回か目が覚めたけれども、やはり4時に目が覚めた。雨が少し降っていたのでしばらくテントの中にいました。
 4時半頃出発。ダム公園で朝食。雨なので車の中で着替えて、苫前のほうへ様子を見に行きました。途中工事中のところがあり、石がごろごろしていたので期待して雨の中をうろうろしたが化石はなかった。
 引き返して金尻沢の下を見に行ったが、水が濁っていて底が見えなかった。
 その後,小平蘂川下流の昨年ユーボスコセラスを採った崖を見に行った。崖は大きく崩れていたが、当然先客がいたらしく、ダメシテスを2個採っただけ。9時45分に車に戻ってきた。
 次はいよいよ砂金沢へ。今回はうまくビデオを撮ろうと思う。砂金沢は歩きやすい沢で、途中から日も差して気持ちが良かったが、先客がノジュールというノジュールをすべて割っている。ほとんど終点まで行ったがほとんど採れなかった。しかたがないので、小さな沢を登ることにした。かなり登った所で大きなアンモナイトを発見した。露頭から一部分が見えている。しかしなぜかタガネが見当たらない。なんでや!!!途中で落としたようです。そんなあほな。タガネの代用に木の枝等を使って掘り出そうとしたが、びくともしませんでした。仕方がないので明日また来ることに決めた。あ〜〜あ。帰りは出口までが長ーーーかっーーーた。明日重い化石を担いでこの沢を歩くのかと思うとうれしいような・・・・・・。複雑な心境です。
 この日の夕食はゆったり館でサイコロステーキ定食です。思っていたよりも量があって満足満足。化石採集もやっとペースに乗ってきたような気がする。

小平蘂川下流の昨年ユーボスコセラスを採った露頭
砂金沢上流

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7月26日(金)

 昨日採り残したアンモナイトをもとめてバールを持って砂金沢をひたすら歩いた。小沢の入り口にやっと到着。小沢もかなり登ってやっと現場に到着。バールで掘り出すと、なんと・・・・・・・・なんと大きいけれども中心部分がない。2日もかけたのになんと言う仕打ち・・・・・。持って帰るかどうか迷ったけれど、2日がかりの化石なので持って帰ることにした。やっと担げる重さです。ゆっくりと滑らないように気をつけながら歩いていたが出口に着くまでに3回もこけてしまった。やっと車に10時に到着した。
 早いけれどもクタクタでもう一本沢を上る元気がないので川上林道を歩くことにした。崖にノジュールがあったが小さなアンモナイトだけ。本流で大きなアンモナイトの一部を採った。今日はこれで終了。12時半。小平に戻ってガソリンを入れて荷造りをして佐川急便で発送した。夕食後キャンプ場で携帯やビデオの充電をした。

砂金沢の小沢から掘り出したアンモナイト。
くっつけても3分の2ぐらいしかありません。
川上林道奥のゲート
川上林道横の本流
川上林道横の本流

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7月27日(土)

 今日は羽幌へ行くことにした。朝まだ雨が降っている。北海道には梅雨がないというのは間違いです。これは確かに北海道の梅雨です。しかし天気はだんだんとよくなるそうです。
 上羽幌を過ぎたあたりに「7月2日に熊出没注意」の大きな看板が・・・・・。もう少しでダム入り口という所まできた時に大きなゲートが閉まっている。朝早いからなのか熊が出たからなのかわからないが、仕方がないので引き返して、一二三の沢へ行くことにした。残念。しかし後日、行けなくてよかったことが判明した。
 一二三の沢はゲートのかぎを開けてから1kmも行かない所で林道が崩れてなくなっていた。去年は通れたのに。仕方がないのでそこに車を置いてまず下流を見ることにした。ここも先客がほとんどの石を割っている。しかし大きなアンモナイトを発見した。割れているがつなげたら何とかなるかもしれない。1m近くあるので外側の大きな1巻きを落とすことにした。3つに割れていたがあと1/3の部分がどこにもない。でもいいか。すぐ上は道なので担ぎ上げることにした。道をきっちり整備して歩きやすいようにしてから担ぎ上げた。
 その後下流を見たが何もなかった。上記念別川と合流してその下流を見たが露頭の小さなノジュールに小さなアンモナイトとイノセラムスがあっただけ。
 
車に戻ったら13時だったので、アラキの沢の下の小平蘂川をもう一度見ることにした。それと旧川上小学校の向かいの草の生えた崖を見に行ったが、やはり先客が来ていた。
 採集しているときはめったに人と出会わないが、沢や崖には必ず先客がきている。5〜6月の雪解けの頃に来たいものです。3年前や去年はたまたま大雨の後でよく採れたけれど、今年は北海道直撃の台風もここまでは雨を降らさなかったようです。やっと晴れてきたので、キャンプ場のあちらこちらをビデオに撮りました。土曜日なのでキャンプ場はすごい人です。今日の夕食はまたまたゆったり館定食です。

大きなアンモナイトの一部
小平蘂川の崖。
川上小学校向かいの草の生えた崖
キャンプ場の展望台から羽幌の方向を撮った

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7月28日(日)

 4時半に起きました。今日は幌新太刀別川上流のモササウルスが採れた所へ出発です。出発のときにキャンプ場から小平蘂川の上だけ、霧が海のほうへ流れているふしぎな光景をまた見ました。何度見てもふしぎな光景です。
 達布から沼田へ。山越えです。ホロピリ湖でキタキツネ3匹が道路にいるのを発見しましたがビデオを用意している間にいなくなった。
 ダムを過ぎてすぐの林道を入っていきました。2kmぐらい進んだ所で、道が泥沼のようになっている所に出ました。スリップをして動かなくなったら怖いので手前で車を停めました。と同時に、すごい数の虫(蚊?)が車に押し寄せてきたので車の中で着替えました。来る途中、車のタイヤが滑って登れそうにない所が何ヶ所かあったので、帰りが心配です。雨が降ったら危ないけど、今日は晴れてきそうなのでちょっと安心です。だんだんと道も乾くやろ。車を出ると、先ほどの虫がうそのようにいなくなっていた。不思議やけど助かった。
 歩き始めてすぐにゲートがあった。ゲートから数100Mのところで、川に下りられそうな所があったのでそこから降りました。しかし化石らしいものが何もない。かなり進んだ所で大きな珪化木を発見した。小さなアンモナイトも見つけた。このあたりから上流が白亜紀の地層なのだろう。またまた,大きな珪化木を発見。これは大きすぎる。しかし美しい。しげしげとながめた後、珪化木を置いて上流へ。そこから2〜300m上流で骨の化石を発見。すぐ上に林道が見えているので、ここから上げることにして、もう少し上流へ行きました。すぐに砂防ダムのような所に出てしまったので終了。採ってきた化石を林道に上げて車に戻ってきた。あの大きな珪化木は迷ったが大きすぎるのであきらめました。10時。
 まだ早いのでタカハシホタテを採りに深川市下湯内多度志川へ行くことにした。迷うことなく下湯内会館に到着。すぐ多度志川へ。去年とあまり変わっていない。時間はたっぷりあるのでゆっくり採った。大きなのや両方の殻が合わさった完全体が採れました。4時。来た道を戻ることにした。またキタキツネを何匹か見ました。この道ではいつも見る。まだまだ自然が残っている証拠です。
 テントに化石を入れて着替えて温泉に入ってコロコロステーキ定食を食べた。このときが一番幸せを感じるときかもしれないなあ。
 アッそうそう,タカハシホタテを採りながら携帯をかけたら息子が出ました。北海道で化石を採りながら大阪の息子と話が出来るなんて不思議な気がする。

支線沢川横の幌新林道入り口のゲート
ゲート右側の「熊出没注意」の看板
ゲート左側の「幌新林道」の看板

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7月29日(月)

 4時半頃出発です。風がすごいけど人は静かです。
 今日は銀色のアンモナイトが取れるので銀の沢と名づけた名前のない沢へ行きます。金尻沢入り口で東京ナンバーのパジェロミニが停まっていました。車には誰も乗っていなかったけれども初めて化石採集の人の車に出会った。話をしたかったけれど、さあ出発。
 全てをビデオに撮ろうと思っていたのに途中でテープがなくなってしまった。失敗失敗。
 すぐに銀色に輝くアンモナイトを発見した。左右に分かれている所を今日は右へ行くことにした。すぐにまた分かれていたのでまた右へ行ったが何もなし。引き返して左へ行ったが小さなアンモナイトを採ったのみ。さらに引き返して去年の左の沢へ入ったが何もなかった。車に戻ったら10時だった。
 今日は早く引き上げて荷造りをして大阪へ荷物を送った。2時にゆったり館に入って温泉に入り、ゆったりしています。のんびり〜。

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7月30日(火)

 4時半にモーニングコールで目が覚めた。ゆったり館泊まりなのでのんびりできた。
 地質図を見ていたら照江ノ沢の入り口付近にニッポニテスが産出するUb層がある。照江ノ沢の東側にも長くUb層が続いているので今日は照江ノ沢へ行くことにした。5時半出発。
 ずっと霧雨が降っている。林道の鍵が壊れていて車が入れないので入り口付近に車を置いて橋の横から沢へ入っていった。小さなアンモナイトと亀甲石を採っただけ。右からの沢がよさそうだったのでかなり奥まで行ったが大きな亀甲石がごろごろしていた。大きなアンモナイトを発見。しかし80cmはあろうかというアンモナイトの中心がないので写真だけにしておいた。そして本州と同じミヤマクワガタを捕まえた。元に戻って本流を上流へ行ったが、ここも大きなアンモナイトの一部分だけ。写真だけにしておいた。車に戻ってきたら13時だった。その後、上記念別川を上流へ橋を2個分,下流へ橋を1個分歩いたが大きなアンモナイトの破片だけ。採集するようなものはなかった。
 今日は骨折り損のくたびれもうけの一日でした。夕食はタコバター定食+サラダです。

写真だけとった大きなアンモナイト
捕まえたミヤマクワガタ。

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7月31日(水)

 今日は4時出発。ダム公園で着替えて朝食を食べてすぐに中記念別沢川へ行った。橋を渡ってから10Kmほどで林道が分かれている所へ出た。去年は工事現場のあったところだが今は何もない。シーンと静まり返っていた。
 まず、富士ノ沢へ向かったが途中珪化木がいろいろ採れた。小さいアンモナイトも採れた。しかし、富士ノ沢に入ったとたんに何も採れなくなった。沢に沿って新しい林道が出来ていたので林道の崖を見ていくことにした。すぐに終点になっていた。その向こうの山の上でダンプがドンドンと音をたてていた。こんな山の奥で何をしているのやら。引き返す途中でノジュールを発見。ややましなアンモナイトが出てきた。
 次は中記念別沢川を一枝沢の方向へ登ったがこちらは何もなし。途中で林道に上がって引き返した。車に戻ったら雨がひどくなってきたので今日の採集はおしまい。
 テントに戻って昼を食べて化石をダンボールに詰めてから羽幌の資料館へ行くことにした。道に迷ったが何とか到着。見学後となりの作業小屋で化石のクリーニングをしている人がいるとかで見学させてもらった。アンモナイトを採る方法やらクリーニング用のタガネの作り方、羽幌で入林承認をとる方法などを教えてもらった。それにあのゲートは閉まったままで鍵をもらって横の道を行くそうです。しかし,今年は今までにないぐらいヒグマが出ているそうで、去年行ったピッシリ沢はヒグマの足跡だらけだったそうです。先日は行けなくてよかった。絶対に一人で行かないように言われました。絶対に行きません。それに最近はぜんぜん大きな雨が降らず化石も採り尽くしているので何週間も沢に入っていないそうです。やはり達布でも化石が採れない理由がわかりました。礼を言って小平に戻ってきた。その後、ゆったり館のとなりにある小平町の資料館オピラウシを見学した。

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8月1日(木)

 4時半に起きて,5時頃出発。今日は昨日オピラウシの地図で確認した首長竜の産地へまず行くことにした。そこは去年ユーボスコセラスを採った崖の少し上流です。しかしそれらしき化石はなかった。ユーボスコセラスを採った崖でまたアンモナイトを3個採りました。その時下流に蝦夷鹿の親子を発見した。カメラで何枚も撮ったが逃げる様子もない。近づいて撮ろうとしたら親鹿が大きな声をあげて小鹿を連れて逃げていった。
 下流の崖も見たが化石は何もなかった。
 その後,中記念別沢川の篤ノ沢へ入った。横を林道がずっと続いているので採ったら林道へ上げることにする。しかし採れるのは珪化木ばかりでアンモナイトはトゲのあるのが1個だけでした。雨も降ってきたので引き上げた。
 テントで着替えて、すぐに留萌市の「海のふるさと館」で開催中のアンモナイト展を見に行った。北海道化石会主催で三笠のKさんらがすばらしい化石を展示していた。やはり雪解けの時期や大雨の後でなければあんな化石は採れません。今回の台風ではぜんぜん雨が降らなかったそうです。残念。

小平蘂川で見つけた蝦夷鹿の親子。

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8月2日(金)

 今日で採集が最後になるので一二三の沢かアラキの沢か迷ったけれども一二三の沢に決めました。先日は車を停めた場所から下流へ行ったが今日は上流へ行くことにした。沢を下りてすぐ先日残しておいた小さいけれどもきれいなイノセラムスを回収。大きなアンモナイトの破片やらイノセラムスの破片が多い。大きなイノセラムスが崖から顔を出しているのを見つけました。ほとんど完全なイノセラムスです。重いけど持って帰ろう。その後、中記念別沢川の下流を見たが何もなかった。
 キャンプ場に戻って帰る用意をしました。洗濯機使用料200円。乾燥機使用料100円。夕焼けを見ながらビールを飲んで寝ました。

大きなイノセラムス。

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8月3日(土)

 5時前に起きて帰る用意をして、荷物を車に乗せ7時に出発。コンビニによってからスタンドで洗車をした。去年と同じ500円でした。これは値打ちがある。
 そして北竜町のヒマワリ畑を見に行ったがまだあまり咲いていなかった。昨年のダチョウもいました。メロンを買って三笠の博物館へ行った。資料をいろいろ買いました。
 小樽到着は13時。すぐにマイカルのラーメン屋さんでチャーシューめんを食べた。マイカルは店じまいバーゲン中でついつい買ってしまう。19時45分から目の前で花火大会があった。後ろの小さな男の子が興奮して、「すごいすごい」を連発していた。夕食は1F奥にある行列の出来ている魚屋さんの回転寿司「魚一心」で食べました。なかなかおいしかった。

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8月4日(日)

 やはり4時に起きました。フェリー乗り場をうろうろしてから、いつもの小樽運河を見に行きました。昨年の変なおじさんはいませんでした。ビデオを撮って帰って来たがお腹が減ってきたのでコンビニでサンドウィッチを買って小樽湾で釣り人を見ながら食べました。
 9時10分乗船です。行きと違って帰りの船は2等船室がいっぱいあってどこもガラガラに空いています。風呂は13時からなので出発したらまず寝ることにしました。16人部屋に一人しかいない2等船室を発見してすぐに移動しました。その後一人、そしてまた一人入ってきて合計4人になりました。
 最後に入ってきた人、この人がこれからの平和で快適な船旅を最悪な旅に替えようとは・・・・・・・・・・・・・・。身長は160cmぐらい、体重は100kg超の人が入室と同時に寝だしたのです。今までのフェリーで私よりも早く寝たのはこの人が初めてです。しかもこの人がすごいイビキで、しかも頻繁に無呼吸を繰り返すのです。が〜〜が〜〜が〜シーーンが〜ががが〜〜が〜〜シーンシーンシーンの繰り返し。やかましいやら気になるやら。もうこれは犯罪です。しかも、しかも、しかも〜この人は乗船から船を下りるまでほとんど寝ていたのです。しかし、こちらも部屋を替わろうと考えている間になんと寝ていました。気になってうるさくて眠れないなあと思っていましたが、よく寝れる自分にもビックリしました。他の二人はいつの間にかいなくなっていました。

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8月5日(月)

5時半頃起きました。起きると、さすがにイビキがうるさいので場所を替えて本を読んでいました。7時に朝風呂に入ってラーメンを食べて、イビキを聞きながらまた寝ました。17時ごろ到着。難波江に寄ってから帰ってきました。難波江はいよいよ終わりです。きれいに整地されて何もなかった。やっと家に到着。今年の走行距離は約2000kmでした。

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