<PCの間:モバイル編(リブレット使用)>

私のLibretto20 (メモリ:20MB,HDD:235MB=購入時の圧縮状態を解除)


  1. リブレットと私

    97年5月にLibretto20を69,800円で購入しました。持ち運びが苦にならない、安い、Windows95搭載。これが購入動機、機種選定の基準でした。以前購入したNEC PC-9801NS/T(重量約3kg)を出張で持っていったとき、余りの重さに途中で何度も投げ出したくなったことがあり、絶対次は1kg以内にしようと思っていました。

  2. リブレットの使用環境

    バーゲンセールで千円で買ったバッグ。実にLibrettoにピッタリだった。これは収納時の様子。
    ご覧の通り、本体と周辺機器(外付FDD,ACアダプタ,PCカード)が全て収まる。Lib本体はビニールの緩衝材(プチプチと破裂させて遊ぶアレ)に包んで入れてます。
    左から
    • モデムカード
      TDK製:DF3314E
    • LANカード
      MAP JAPAN製:MPL-972
    • PHS通信カード
      U.S.Robotics製:PIC3214
      ※PHS本体(Victor:TN-PZ5)は月刊誌「INTERNET ASCII」のプレゼントに当たって(300台用意されて当たるのは当然か(^^;)もらったもの。

  3. PHS通信実践報告

    1. PHS通信のパフォーマンスをモデムと比較テスト

      テスト内容:ダイヤルアップサーバ(モデム33.6kbps/TA64kbps)に対して、リブレットからPHS通信カード(アナログ接続とデジタル接続<AT@O2コマンド付加>)とモデムカード(33.6Kbps)で接続を試み、約250KバイトのLZHファイルと約2Kバイトのテキストファイルをコピーする時間を計測。PHS本体はDDI系列のαDATA32対応型。

      PHS(アナログ)PHS(デジタル)モデム
      接続に要した時間約33秒
      (0.94)
      約22秒
      (0.63)
      約35秒
      (1.0)
      LZH(250Kb)転送時間約3分53秒
      (2.3)
      約3分20秒
      (2.0)
      約1分40秒
      (1.0)
      Text(2Kb)転送時間約7秒
      (3.5)
      約7秒
      (3.5)
      約2秒
      (1.0)
      ( )内は、モデムのデータを1とした比率。

      PHSの接続速度はアナログ・デジタル共に115kbpsを表示するのだが、実質14.4kbps位でしかない。デジタルは接続までの時間は短いが思ったほど差が出ないのは何故だろう? TDKのモデムカードはMAX33.6Kタイプだが、今回は31.2kbpsで接続された値を使った。
      今回のテストではPIAFS方式での32Kbpsを行なえなかったが、αDATA32でもこの程度だとあまり期待できそうにない。携帯電話の9600bpsと比べたら確かにそれなりの良さもあるだろうが、一般回線が使える環境ならカッコつけてPHS通信する必要はないと思う。

  4. モバイル環境の便利ツール

    1. リモートコントロールソフトウェア
      • 市販アプリケーション
        「pcANYWHERE32 8.0J」
        (シマンテック社 定価16,800円)
         自宅や出張先から会社のパソコン(NTサーバやWindows95クライアント)に接続し、あたかもその場にいるかのように相手のPCを操作できます。リモートコントロールソフトの定番。体験版がシマンテック社のHPからダウンロード可能。

        実際のリモート操作の様子
        インターネットエクスプローラで自分のHPを見ながら、WindowsNT4.0サーバをリモートコントロールして「スタート」ボタンを押しているところです。

      • フリーソフト
        「NetMeeting2.0/2.1」
        (マイクロソフト社 無料ダウンロード可)
         2台のPC間をLANやINTERNETで結び、お互いのアプリケーションを共有して使ったり、pcANYWHERE32と機能的に共通するところもあるが、こちらはテレビ電話風にも使える(送信側にはビデオキャプチャーボードが必要だが、受信側は不要。LIB20でも画像の受信は出来る)。
        実際のNetMeetingで私の画像をLib20で受信している様子
        私の勤めている会社では、これを使って、「リモート・デモ」を行っています。実際に顧客先までパソコンとソフト一式を持ち込まなくても、社内に居ながらにして、顧客先のパソコンでソフトの一連の操作を見せられるのです。

      pcANYWHERE32とNetMeetingの機能上の大きな違いは、

      1. pcANYWHERE32には、「ホスト」と「リモート」がハッキリ区別され、ホストの全てがコントロール可能になるのに対し、NetMeetingでは、接続するまでは一応「ホスト」「リモート」の関係がありますが、接続後はどちらからでも、指定したオブジェクト(プログラムやフォルダ)を互いに共有して操作できます。
      2. pcANYWHERE32では、ホスト機能を常駐させておけば無人のパソコンを遠隔操作できますが、NetMeetingではホスト(呼ばれた側)が、その場で応答しなければ接続できません。

    2. ユーティリティ

    TOP Windowsツール おまけ