2002.2.11
第48回文化財火災予防運動に伴う訓練参加
平成14年1月20日
文化財防火合同訓練

正暦寺(奈良市菩提山町)

 奈良市では、国と市の指定(「重要文化財」)を 約970件 抱えています。

 本年の「文化財防火週間」に合わせた 消防署と寺院などとの消防合同訓練 は、精華分団管轄地から始まる事となりました。

 文化財防火週間は、1949(昭和24)1月26日、法隆寺の金堂が火災に遭い、国宝などが焼失したことにより制定され、26日を「文化財防火デー」とし、この前後1週間(23〜29)を文化財防火運動として取り組んで48回目を数ています。 

 正暦寺での防火合同訓練は、東消防署、精華分団、精華地区自治連合会、菩提山自治会や寺関係者と消防車7台が出動しました。

 訓練内容は、

出火通報避難重要物品搬出消防車両到着送水消火 

の順で行なわれました。 

重要物品搬出
消防車両 到着、 常備消防と精華分団 合同訓練開始!
放水

 開始

撤収
挨拶/講評
正暦寺 住職

大原 様

精華自治連合会長 広岡 様 東消防所長 奥田 様 精華分団長 稲野
精華分団 整列!
関係各位の皆様、お疲れ様でした。

当地では去年(平成13年4月18日)、山火事が発生し、4ヘクタールの山林を焼失しました。

一歩間違えば正暦寺付近に火の手が回ることも想定され、緊張の漲った事が記憶に残っています。

活動記録に戻る
To Top
撮影 楠田あやこ