奈良県高市郡明日香村飛鳥682
電話 0744-54-2126
推古4年(596)蘇我馬子によって創建されたと伝える。
飛鳥大仏(釈迦如来)
真言宗豊山派
新西国33観音霊場第9番札所
聖徳太子御遺跡霊場第11番札所
仏教の国教化に努めていた、蘇我馬子が崇峻元年(588)に発願し、推古天皇四年(596)に建立された。 法興寺、本元興寺とも呼ばれていた。 本尊の釈迦如来像は、推古天皇十三年(605)天皇が詔して鞍作鳥仏師に造らせた日本最古の仏像で、杏仁形の目に飛鳥仏の特徴を色濃く残している。 旧伽藍は仁和三年(887)と建久七年(1196)に焼失し、室町以降は荒廃したが、寛永九年(1632)と文政九年(1826)に再建され今日に至っている。 修復はされたが、ほぼ元の姿と変わらないままだと推測されている。 平城京遷都とともに移建、飛鳥寺の建築材や瓦の一部がそのまま使用され、現在も奈良町にある元興寺(世界文化遺産)にその姿を留めている。
1996年09月23日 サイクリング