最終更新日: 2007年05月09日

千栗八幡宮 (ちりくはちまんぐう)


・ 住所

〒849-0111 佐賀県三養基郡みやき町白壁2403
電話 0942-89-5566 / FAX 0942-89-5795

・ 交通

JR鹿児島本線久留米駅下車、タクシーで約10分

・ 創建

神亀元年(724)

・ 御祭神

応神天皇、 仲哀天皇、 神功皇后
難波皇子、 宇治皇子、 住吉明神、 武内宿禰

・ 御利益

・ 社格

式外五所八幡別宮
肥前国 一宮
旧・国幣小社
別表神社

・ 説明

 千栗八幡宮は、聖武天皇の神亀元年(724)当時の肥前國養父郡司壬生春成がご神託を蒙り創建したと伝えられています。
 古来、宇佐神宮の別宮として聞こえ、平安時代には式外五所八幡別宮(大分宮、千栗八幡宮、藤崎八幡宮、新田神社、鹿児島神宮)として朝廷からも篤い尊崇を享けていました。また全国に一宮制が確立していくとともに当宮も肥前一宮と称されるようになり、南北朝の時代になると、当宮の西に千栗城が築かれ、戦国時代には神域も度々戦乱に巻き込まれ、社殿も何度か焼失しましたが、天正十一年(1583)龍造寺政家がこれを再興、鍋島の代になると、藩祖鍋島直茂は慶長三年(1598)に社領二百石を寄進、また神社表坂下に現存する石造の肥前鳥居(町重要文化財)を奉納、以後、明治維新に至るまで鍋島家累代の尊崇を享けています。 明治三十六年県社に、昭和十五年には国幣小社に昇格。

・ 行事等

1月 1日 歳旦祭
3月 15日 お粥祭
3月 15日 祈年祭(春季大祭)
8月 1日 名越祭
9月 15日 例祭(秋季大祭)
9月 第3日曜日 御神幸
12月 31日 お火焚き神事

・ 関連神社

宇佐神宮

・ お参り

2006年05月14日 肥前、筑後の神社巡り


武雄神社

御祭神 武雄心命
 孝元天皇の皇子彦太忍信命の子、祭祀・占を司る任に当たり、景行天皇にお仕えした臣下で高良大社の御祭神武内宿禰は御子である。 他に相殿の神として次の四柱の神々が祀られている。
 天之忍穂耳命、 菅原道真、伊弉諾尊、高木神
鳩森稲荷神社
 御祭神 保食神
 千栗八幡宮の御祭神は八幡大神で、稲荷神社御創建の由緒記によると、養文の郡司壬生春成が此の地に狩猟の折、弓の上に鳩がとまった故事によるもので、鳩は八幡さまのお使いであるとその夜の夢枕に八幡宮境内に千本の栗の木が植えてあるのが表れ、一夜にして栗林が現れたという、故に鳩森稲荷神社と云う。

お粥堂
 千栗八幡宮創建(神亀元年・724)以来行われてきたと伝えられている、「お粥試」のお粥を参拝者に供覧するところです。
 「お粥試」は、古くは正月十五日にお粥を炊き神殿に収め、二月初卯の日にこれを取り出して粥占を行っていましたが、現在では、二月二十六日に社家伝来の秘法によりお粥を炊き、銅製の神器に盛って神殿に収め、三月十五日早朝にこれを取り出して表面に生えた黴(かび)によりその年の天候、五穀を始めとした作物の作柄などを占っています。
 三月十五日、当八幡宮の春の大祭である祈年祭に行われる神事です。

鳥居
拝殿
境内の大楠

・ 御朱印

2006年05月14日



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