
今日はどんな素敵な本に出会えるかな、といつもの様に本棚を探していた時に、まさしく衝撃が走りました。
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図書館で本を探す行為は俺にとってはかけがえのない、とても大切にしている時間です。営利目的で販売行為を主眼としている本屋さんとは違い、公共性の高い「図書館」というのはそれだけで1つのテーマ性をもった空間です。
人気のある本は当然誰しも読みたい訳で、貸し出し中となっていて図書館の棚に並んでいない可能性の方が高かったりもします。
図書館によっては「本日返却された本」というコーナーが棚や移動什器式のキャビネットやワゴンとして用意されていることも多いです。ここはある意味回転率の高い本ということで、借りる借りないは別にして、俺自身は必ずチェックするようにはしています。
図書館で本を借りるという行為は、俺にとっては「出会い」だと感じています。調べもの等で必要がある時は検索や予約等のサービスも利用したりしますが、基本はその時に棚に並んでいる本との出会いを大切にしています。
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話を戻します。なぜ衝撃を受けたのか。
自分自身の運営するコンテンツタイトルと同名の書籍に出会ったからなのです。
俺はこのネット上に、自分の場所を作りました。記録によれば1997年4月の起ち上げとなっているので今から約21年前の事ですが、個人運営のホームページのことです。当時はまだネットに接続するという行為そのものがまだ少数派だったのかもしれません。
当時の俺はインターネットを個人が楽しむ最大の理由は、インタラクティブ性だと確信して、そのようなコンテンツに注力をしていましたが、皮肉にも今でも継続しているのは、俺自身が勝手に発信している独り言系のコンテンツです。そしてそのメインである雑文系のまさしくこの場所のタイトル名と同じなのです。
風の記憶/富田忠雄 ラベンダークラブ 1999年 4-946562-01-x C0072
書籍の内容は、北海道富良野のラベンダー畑として有名な TOMITA FARM さんのラベンダーに込めた思いを綴った写真いっぱいの書籍です。
俺がこのタイトルを付けた思いは
風の記憶(1998.8.11) をご覧ください。
2018.7.28.