悪魔のGIRLS' ROCK (その2)


デーモン小暮のカバーアルバム「GIRLS' ROCK」をお気に入りだと ここで 書いた。
その続編がいよいよ2008年1月30日に発売されるという。
「GIRLS’ ROCK √Hakurai」 というタイトルのそれは、
往年の舶来Cover曲を閣下が更にRe : Cover なんだそうだ。

俺は今日、FMラジオで「ヒーロー (Holding Out For A Hero)/麻倉未稀 」がオンエアされているのを聴いて、この事実を知ったのだが、もう待ち遠しくてしょうがない状態である。
実力派の歌声は何度聴いても気持ちが良いし、前作のサウンド・音造りの完成度の高さはかなりのものであったと思うから、次回作も期待が持てると言うものである。
収録曲目等の詳細は、デーモン小暮の公式サイト を見て欲しい。


2008.1.18.


そして、買って聴いてみた。
1作目の出来があまりにも良すぎると続編はポシャるという話はよく聞く話だが、大変申し訳なく思うのだが、この2作目は俺にとってはまさしくそんな感じであった。
期待値が高すぎたのかもしれないし、制作側も少々冒険しすぎたのではないかと思われる。ここで言う冒険とは、色物に走りすぎたという感じか。「Girls' ROCK」と謳うには甚だしく無理がある選曲がやや多すぎるように感じられたのがまずひとつ。
そして致命的なのは、俺の知らない曲が多いと言う事。
カバーってみんなが知っている曲を選曲するのが、支持されるポイントではないのだろうか?と思う。・・・あくまでも個人的な感想なのだが。

聴く者をしびれさせる歌唱力やこだわりの魂みたいなものが、それはそれはたくさん込められているんだろうなぁという事は感じ取る事は出来たのだが、正直言って聴いていてあまり楽しくない感じがした。


2008.2.10.(追記)






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