やっぱ本命


壊された車が直って俺の元へと帰ってきた。
左フェンダー部分を激しく凹まされてしまい、助手席のドアの開閉にさえ支障が出るくらいの痛々しい傷だったのだが、板金ではなく部品交換＆塗装という形で無事に修理作業を終えて俺の手元に戻ってきたのだ。
普段ずっと一緒にいると慣れきってしまい、それが当たり前になってしまいがちなものであるが、やっぱりこいつでなけりゃしっくりと来ないものである、と痛感した。

修理にかかった費用は総額で11万2千円なり。納品請求書の内訳を見ると、実際に交換した部品代よりも塗装代が高くかなりのウェイトを占めているのに驚かされた。いわゆる技術料ってやつだね。

整備内容作業数量部品工賃
FR,バンパーフェイス脱着1.0　3190
ラジエターグリル脱着1.0　1280
L,ヘッドライト脱着1.0　1910
パネル,L.フロントフェンダー交換1.0180004470
フェンダー,L.フロントインナー 交換1.03200　
クリツプ,インナーフェンダー交換7.0700　
プロテクターCOMP.,L.サイドター交換1.0550　
ライトASSY.,L.サイドター交換1.01050　
MUDGUARD SET,L FR交換1.01800　
L,FR,ドアパネル・ギソウヒン脱着1.0　 5100
塗装費用塗装1.0　 45490
レンタカー　4.0　20000
(小計)　　 2530081440


レンタカー4日分の20,000円を除いたとしても、部品代の合計は25,300円なのに対して、工賃の合計が61,440円である。
部品代よりも工賃が高い事に驚かされるのはいいかげんに慣れっこになっているはずであったのだが、やはり今回もまた驚かされる事となった。いや、別に驚いてなんかいないのであるが、そんなものであるのかと再認識させられたというか、とにかく技術料と言われるやつは高いのである。・・・って言うか、今回は俺の財布からの負担は無いのであるが、とにかくそういうものであるらしい。

車を壊されてから約一週間、まぁ不幸な出来事ではあったが、本命の良さを再認識する事が出来た貴重な出来事となった。


2003.4.4.



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