凍みこんにゃくの製造行程

こんにゃく生芋から凍みこんにゃくになる過程

凍み凍みこんにゃくになるまでの行程を写真で説明します。

1)こんにゃくの生芋

こんにゃく生芋こんにゃくの生芋

2)こんにゃく生芋を洗う (手作りの機械)
 洗浄後、メカキををする。
こんにゃくを洗うこんにゃくを擦る機械でする。

3) こんにゃく生芋をする
 右上は何十年も使い込んだ年期のの入った「すりき器械」です。


4)こんにゃくを攪拌する

こんにゃくの攪拌

5)型に入れ冷えると固くなる
  型から切り出し煮ます。
こんにゃくを型に入れ固めるこんにゃくを煮る。

6)型から外し、凍みこんにゃくサイズに切る

こんにゃくを灰汁(あく)に浸す

7)灰汁(あく)に浸し灰汁を抜く。


8)藁を敷いた田んぼに並べる。
途中、全てを裏返す。


凍みこんにゃくを裏返す。

9) 一日3-4回水をかけながら乾燥を防ぎ、自然の冷気で冷凍乾燥を繰り返す。

スプリンターで水をかける。一日3,4回水をかける

10)20日ほど水をかけ名ながら冷凍乾燥を繰り返し、その後1週間ほど水を掛けずに乾燥させる。
  その時点で風で飛びます。 れが収穫のサインです。


風で飛んだ凍みこんにゃく凍みこんにゃくの収穫
かごに集めた凍みこんにゃく形も大きさも違う凍みこんにゃく

11)一枚一枚手作業で成形して商品になります。


成形の終わった凍みこんにゃく包装の終わった販売用の凍みこんにゃく


この行程は1か月以上掛かっています。
厳冬期の冷気で冷凍乾燥を繰り返しています。


こんにゃくの重量94g凍みこんにゃくの重量2g

この間にこんにゃくの重量が約94グラムから約2グラムになります。
昔の人の考えた天然フリーズドライ食材です。


凍みこんにゃく作りは厳冬期の厳しい作業ですが、休憩の時間は楽しいものです。
作業場での休憩では「甘酒」などの暖かいものを飲み、笑いと暖かいもので体を温めます


休憩時間に暖を取っている


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