武蔵浦和駅西口に接続する歩行者専用デッキで、デッキの下部は駅前広場として、バスやタクシーなどのロータリーもあり、このデッキから南区役所にも直接アクセスすることが出来ます。

通勤や通学などの利用者も多いため、夜間でも快適に歩行できる空間となるように照明設計を行いました。デッキ床面のベースの明るさを確保するため、アルミのハニカムパネルに照明器具が納まるように薄型のLEDライン照明を設置しています。

照明器具の位置を柱の位置に合わせて、1本は柱よりに設置することで柱の鉛直面も明るくなり、緩やかなカーブを描く柱の林立が美しく見えるように配慮しました。屋根がない歩道面も極端に暗くならないように器具の配置を行い、見おろしの視点でも均斉度の高い歩行空間を実現することが出来ました。