天文現象 2001年1月の見どころ


新世紀、初めての太陽 1月1日 東の空
四分儀座流星群 1月4日 夜半過ぎ
月、木星、土星のランデブー 1月6日 夜の早い時刻 真上の空
皆既月食 1月10日 未明から明け方 西の空
金星が東方最大離角 1月17日 夕方 西の空
水星が東方最大離角
月が金星に近づく
1月28日 夕方 西の空


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2001年1月1日 7時00分 の東の空
2001年1月1日 7時00分 の東の空
新世紀、初めての太陽です。

21世紀最初の太陽が昇ります。 初日の出です。

日の出時刻 札幌7時06分 仙台6時53分
東京6時50分 京都7時05分
福岡7時22分 那覇7時17分

正確な日の出時刻は、前日の新聞等でご確認ください。




2001年1月4日4時00分の空
2001年1月4日 4時00分 の空
四分儀座流星群が流れます。

りゅう座を中心に流れる流星群です。
群流星の流れる中心を輻射点といい、
流星群はその輻射点のある星座の名前をとります。
りゅう座は大きいので、輻射点の位置を寄り正確に示すために、
昔の星座である四分儀座の名前を付けています。
夜半過ぎに流れる流星群で、この日は月も夜半頃に沈み、
見やすい条件となっています。




2001年1月6日 20時00分 の真上の空
2001年1月6日 20時00分 の真上の空
夜、早い時刻に、月と木星と土星のランデブーが見られます。

6日11時09分に、月が土星の南 1゜57’を通過します。
また、同日23時45分に、月が木星の南 2゜53’を通過します。
土星の光度は-0.1等、木星は−2.7等、月齢は12.8です。




2001年1月10日 5時30分 の西の空
2001年1月10日 5時30分 の西の空
未明から明け方にかけて、皆既月食が見られます。

3時42分頃から欠け始め、4時49分頃から皆既月食となります。
皆既が終わる頃には薄明も進んで明るくなり、
欠け終わってすぐに、反対の空から太陽が昇ってきます。
太陽、地球、月が並んで月食が見えることを、実感できるかも知れません。

半影食の始め 2時43分3
欠け始め 3時41分9
皆既の始め 4時49分3
食の最大 5時20分6
皆既の終わり 5時51分8
欠け終わり 6時59分3

月食の正確な時刻は、前日の新聞等でご確認ください。
参考に、薄明の始まる時刻、日の出の時刻、月の入りの時刻を示します。

薄明始
日の出
月の入
薄明始
日の出
月の入
札幌
5時24分 7時05分 7時15分
仙台
5時20分 6時53分 7時02分
東京
5時21分 6時51分 6時59分
京都
5時36分 7時05分 7時14分
福岡
5時55分 7時23分 7時33分
那覇
5時57分 7時18分 7時27分




2001年1月17日17時20分の西の空
2001年1月17日 17時20分 の西の空
夕方、西の空で、金星が東方最大離角となります。

金星の光度は−4.4等です。
地平線近くには、水星も見ることができます。光度は−0.8等。




2001年1月28日17時30分の西の空
2001年1月28日 17時30分 の西の空
夕方、西の空で、水星が東方最大離角となります。
月が金星に近づきます。


水星の光度は−0.2等です。
また、翌29日4時48分には、月が金星の南 5゜59’を通過します。
月齢は4で、三日月よりやや太い月の近くに、−4.5等の金星が輝きます。


星図株式会社アストロアーツステラナビゲータ (株式会社アスキー発行) を利用しました。



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