天文現象 2000年11月の見どころ


水星が西方最大離角 11月15日 明け方 東の空
>しし座流星群 11月18日 と その前後
月が火星に近づく 11月22日 明け方 東の空
月が金星に近づく 11月29日 夕方 南西の空


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2000年11月15日6時00分の東の空
2000年11月15日 6時00分 東の空
明け方の東の空で、水星が西方最大離角になります。
うしかい座のアークトゥールスや火星も見られます。


水星は、地球の内側で太陽の周りを回っていますが、地球から見て、
水星が太陽からいちばん離れた角度にある時、最大離角といいます。
明け方の水星は12月初旬まで見ることができます。




2000年11月18日4時00分の真上の空
2000年11月18日 4時00分 真上の空
しし座流星群の流星がいちばん流れるのが、
17日の晩から18日の明け方にかけてです。


しし座を中心に流れるこの流星群は、今年はどのくらい流れるでしょうか。
しし座は、夜の23時頃から東の空に昇ってきます。
今年はこの時期に月があるので、ちょっと見づらいかもしれませんが、
23時を過ぎてから、じっくり空を眺めてみましょう。
17日前後の日もたくさん流れますので、流星を見るチャンスです。




2000年11月22日6時00分の東の空
2000年11月22日 6時00分 東の空
明け方の東の空で、月が火星に近づきます。

6時00分に、月が火星の北 3゜48’を通過します。
火星は2時頃に、昇ってきます。光度は1.7等。これから少しずつ明るくなります。




2000年11月29日17時00分の南西の空
2000年11月29日 17時00分 南西の空
夕方、南西の空で、月が金星に近づきます。

30日2時49分に、月が金星の北 2゜00’を通過しますが、
この時刻は、月も金星も日本から見えませんので、
29日の夕方が、いちばん見ごたえがあるでしょう。
金星の光度は−4.1等、月は三日月です。


星図株式会社アストロアーツステラナビゲータ (株式会社アスキー発行) を利用しました。



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